「パターソン」(上)と「ギミー・デンジャー」(下)が連続公開! Photo by MARY CYBULSKI (C)2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.
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 ジム・ジャームッシュ監督が、第69回カンヌ国際映画祭へ同時出品した「Paterson(原題)」と「Gimme Danger(原題)」が、それぞれ「パターソン」「ギミー・デンジャー」の邦題で連続公開されることが決定。あわせて、各作品の見どころを切りとった場面写真を、映画.comが先行入手した。

 コンペティション部門に出品された「パターソン」は、アダム・ドライバーを主演に迎えた劇映画。ニュージャージー州パターソンを舞台に、バスの運転手パターソン(ドライバー)の平凡な日常を、詩情とユーモアを込めて描写した作品だ。「君の事を思いながらこのシーンを書いた」というジャームッシュ監督たっての希望で、永瀬正敏が「ミステリー・トレイン」(1989)以来27年ぶりにジャームッシュ組の撮影に参加。公開された劇中カットの1枚は、永瀬が重要な役どころで出演したラストシークエンスの光景を写している。

 同映画祭でミッドナイト上映された「ギミー・デンジャー」は、米ロックバンド“ザ・ストゥージズ”を題材にして、ジャームッシュ監督が「イヤー・オブ・ザ・ホース」(97)以来20年ぶりに撮り上げた音楽ドキュメンタリーだ。“ザ・ストゥージズ”でボーカルを務めるイギー・ポップとの親交をきっかけに制作がスタートし、8年の歳月をかけて完成。「この映画は、ロック史上最高のバンドへのラブレターだ」と発言するほど、ジャームッシュ監督が自身の音楽観を集大成させた作品になっている。場面写真は同バンドのエネルギッシュなライブの一端などをとらえている。

 「パターソン」は、8月26日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。続いて「ギミー・デンジャー」が、9月2日から新宿シネマカリテほかで公開される。