広い倉庫の中で一糸乱れぬ動きで黙々と荷物を運び、決められたステーションにぽいぽいと投げ入れる中国の仕分けロボットの様子を収めたムービーが話題を集めています。

Chinese firm halves worker costs by hiring army of robots to sort out 200,000 packages a day | South China Morning Post

http://www.scmp.com/news/china/society/article/2086662/chinese-firm-cuts-costs-hiring-army-robots-sort-out-200000

Good news: the robot that takes your job might be cute enough to go viral - The Verge

http://www.theverge.com/circuitbreaker/2017/4/13/15283966/robot-package-sorting-china-warehouse-video

このムービーは、中国浙江省の省都・杭州市にある運送会社の仕分け倉庫で撮影されたもの。薄暗いフロアの上を無数のオレンジ色のロボット「Little Orange」が走り回り、せっせと荷物を運んでいる様子がわかります。

Robots sorting system helps Chinese company finish at least 200,000 packages a day in the warehouse - YouTube

ロボットや機械がオレンジ色に塗られ、一目で見分けられるようになっている倉庫。ここは運送会社「Shentong Express (STO:申通快递)」が杭州市に持つ巨大な仕分け倉庫で、1日に20万個の荷物を処理する能力を備えているとのこと。



フロアにはところどころ、正方形の穴が開けられており、ロボットはこの穴を避けて縦横無尽に走り回ります。



コンベアで運ばれてきた荷物を人間のスタッフが手にとって……



スタンバイしていたオレンジ色のロボットの上にポンと置きます。



するとこのロボットは、定められた位置に移動して止まり……



機械がバーコードを読み取って、行き先を照会してロボットに向かうべき場所を転送。コンピューターで荷物の情報を管理することで、ヒューマンエラーの発生を排除しているというわけです。



行き先を与えられたロボットは自動で走行を開始。この小さなロボットの場合は、最大で8kgの荷物を運搬できるとのこと。ロボットの動きは90度で交差する縦か横の向きだけになっており、フロアに埋め込まれたIDタグらしき装置を頼りに動いている模様。周囲のロボットとの衝突を避けながら動く様子は必見です。



指定の場所までやってきたロボットは、穴の横に停まって……



トレーを傾けて荷物を穴の中へストン。そしてこのフロアの下では、仕分けられた荷物がまとめられて配達へと送られるというわけです。



このロボットは電気で動いているので、バッテリーがなくなってきたら当然チャージする必要があります。そんなときも自動で充電ステーションに戻ってきます。



くるりと向きを変えて、コネクターのあるお尻の部分を……



充電ステーションにプスっと挿して充電開始。そして充電が終われば、また次なる荷物の運搬に向かうというわけです。



このロボットは、中国のセキュリティ/ロボット技術企業「Hikvision」が開発したものとのこと。同社では、この小さなロボットの他にもいくつかのロボットをラインナップしており、最大だと貨物用のパレットを載せてそのまま走行できるタイプのものもあるようです。