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Google Chromeチームは4月12日(米国時間)、「Chromium Blog: Real-world JavaScript performance」において、この1年間で実際のWebサイトのスナップショットを使ったベンチマークを研究することで、ピークパフォーマンスを計測する従来のベンチマークではなく、リアルサイトの使用感を高速化することを目指したベンチマークに基づいた高速化に取り組んできたと伝えた。ページ読み込みで10%〜20%、Speedometerで25%〜35%の高速化を実現したとしている。

JavaScriptエンジンはWebブラウザの高速性を実現する上で主要なポジションにある。これまでこのJavaScriptエンジンの性能を計測する方法としてさまざまなベンチマークが使われてきたが、実際のWebページを閲覧するときの感覚とベンチマークの結果が乖離しているといった指摘は度々行われてきた。

Google Chromeチームはこうした指摘に対処するため、実際によく使われるWebサイトのスナップショットやフレームワークをベンチマークに取り入れる方法を開発。実際の体感に近い結果が得られるベンチマークを開発したとしている。

Google Chromeチームは今後もこうした取り組みを続け、新しいJavaScriptの機能や新しいライブラリ、新しいフレームワークなどを使って構築されたWebサイトやWebアプリケーションを高速に処理できるように改善を続けていくと説明している。

(後藤大地)