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OpenBSDプロジェクトは4月11日(カナダ時間)、「OpenBSD 6.1」において、OpenBSDの最新版となる「OpenBSD 6.1」の公開を伝えた。OpenBSD 6.1からはバイナリベースのベースシステムアップデート機能であるsyspatch(8)が導入されている。

OpenBSD 6.1の主な変更点は次のとおり。

・バイナリベースでベースシステムのアップデートを実施するsyspatch(8)ユーティリティの導入(amd64版およびi386版対応)
・Let's EncryptのTLS証明書をより簡単にメンテナンスできるようにする特権分離機能を備えたACMEクライアントacme-alient(1)の導入
・仮想化技術vmm(4)へサードパーティ製BIOSおよびLinuxゲストをサポートする機能を追加
・Raspberry Pi 3、Opteron A1100、Pipe64などをサポートするarm64プラットフォームの追加
・IEEE 802.11無線ネットワークドライバの改善
・ネットワークスタックにおけるSMP機能の改善
・OpenSSH、LibreSSL、OpenSMTPDのアップデート

OpenBSDプロジェクトはこのところ、ネットワークスタックのマルチコア/プロセッサにおけるスケーラビリティの向上に取り組んでおり、OpenBSD 6.1にもその成果がマージされている。仮想化技術であるvmm(4)でLinuxなどをゲストオペレーティングシステムとして実行するための機能が取り込まれたほか、ベースシステムにマージされている各種ソフトウェアのアップグレードが実施されている。

(後藤大地)