『ReLIFE』で4度目の共演を果たした中川大志と平祐奈

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夜宵草原作のSF青春コミックを、中川大志と平祐奈主演で実写映画化した『ReLIFE リライフ』(4月15日公開)。2人は13歳でバラエティ番組「おはスタ」に出演して以降、『青鬼 ver.2.0』(15)、『きょうのキラ君』(公開中)、本作で4度目の共演となった。「幼なじみです」と笑顔で顔を見合わせる2人が、本作の撮影秘話と互いの印象を語った。

【写真を見る】爽やか!中川大志と平祐奈の制服ショット/[c]2017「ReLIFE」製作委員会 [c]夜宵草/comico

27歳のニート・海崎新太(中川大志)が、「リライフ研究所所員」と名乗る夜明了(千葉雄大)から、人生をやり直せる社会復帰プログラム“リライフ”を提案される。新太はそれに参加して17歳の高校生に戻り、不器用で真面目な同級生・日代千鶴(平祐奈)に恋心を抱いていく。

現在18歳の中川は27歳の海崎を演じるにあたり、お腹やお尻回りに詰め物をして挑んだ。「最初に『27歳の役が来ました』と言われてびっくりしましたが、すごくやりたいと思いました。舞台は現実の世界だけど、ファンタジーでありえない出来事が起きていく。役者として27歳と17歳のどちらも表現できるのがうれしかったし、楽しみでした」。

平は27歳の役作りをした中川に「全然、違和感がなかったです」と感心する。「大志くんはもともと大人っぽいけど、さすがに27歳をどんなふうに演じるのだろうと思っていたら、海崎に成り切っていました。活気がないニートそのものに見えたので、また大志くんの新たな顔が見られてすごいなと思いました」。

笑わない真面目すぎる少女・日代を演じた平は「日代ノート」を自作、演じた日代千鶴のプロフィールや性格を細かく書き込んだり、漫画をコピーして貼ったりして研究に研究を重ねた。平は「自分と真逆すぎて、すごく難しかったです」と告白。

「漫画のファンもたくさんいらっしゃると思うので不安が大きかったけど、古澤(健)監督からいろんなアドバイスをもらい、和気あいあいとした現場に救われながらやっていきました。日代は最初の3日間くらいは笑わない子ですが、自分はいつも笑っているから全然慣れなかったです」。

中川も「絶対できないだろうと思った」と平をちゃかし、「ウソです」と笑う。「平さんは天真爛漫でハッピーな方なので本当に想像がつかなかったし、笑顔を見せない役というのは新鮮でした。実際、日代ノートにはびっしりいろいろと書かれていて、相当役について研究していました。きっと現場ではもっとふざけたかっただろうな」。

平も「そうそう。笑うと『ダメだよ、日代さんなんだから』と言われたりして。明るいキャラだったら現場でもっとみんなとふざけ合っていたと思います」と苦笑いした。

初共演から5年経った2人だが、お互いの印象は変化したのだろうか?中川は平について「人としては何も変わってないです」とキッパリ言う。

「僕は彼女の悪い部分、ネガティブな部分を感じたことがないです。良いところはなくなっていないけど、女優さんとしてはすごい変化がありました。映画は3本目ですが、その成長には毎回びっくりさせられます。ただ、平祐奈自身としての変化はないです。素晴らしい。このままでいてほしい」。

平は「本当ですか?」と照れながら、中川を「マルチ。何でもできちゃう」とほめちぎる。「でも今回共演してみて、こんなに面白い人だったのか!と思いました。『おはスタ』で2年間いっしょでしたが、そこまで心を開いてくれなくて壁を感じていたんです」。

中川は「そんなつもりはなかったんだけど」と慌てる。平は「ずっと敬語でした。大志くんを同い年だと感じたことは一切なく、ずっと年上のお兄さんという感じだったので、ここまで打ち解けられたのは初めてでした」とうれしそうに中川を見た。

本作の撮影について中川は「現場が青春でした」と、平は「私たちも高校生活の最後としてリライフを楽しみました」と感慨深い表情を見せた。実際、2人は役柄同様にキラキラした青春を謳歌できたようで、そのきらめきは見事にスクリーンに映し出されている。【取材・文/山崎伸子】