Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」は、2016年12月の発売から4カ月が経った今も品薄状況が続いており、Apple Storeでの出荷日の案内は6週となっています。

発売延期から出荷開始となったのは2016年12月

Appleは2016年9月に開催した新製品発表イベントで、iPhoneシリーズの新機種iPhone7/7 Plusと併せて、ワイヤレスイヤホン「AirPods」を発表しました。音楽を視聴することはもちろん、AirPodsをダブルタップすることでSiriを呼び出すこともできます。
 
その独特な形状から耳からはずれやすい可能性が懸念されていましたが、入手できた編集部員のレビューによると、ジャンプしたり走ったりしても脱落しないなど、快適に利用できると評価していました。
 
発売するなりワイヤレスヘッドホンの売上シェアの2割を獲得し、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が「(AirPodsは)飛ぶように売れている」とコメントしたように、多くのユーザーから人気を集めている同製品ですが、発売から4カ月経った今もなお在庫不足が続いています。
 
発表当初は2016年10月出荷開始とされていましたが、延期が続き、Appleオンラインストアで注文受付を開始したのは同年12月13日のことでした。
 
発売直後は1週間程度の出荷予定だったのですが、2日後の時点で、すでに出荷日が6週待ちになりました。本稿執筆現在の4月14日時点でも、出荷日は6週と案内されています。

Appleは出荷遅れの理由を明らかにせず―技術上の問題との指摘も

発売・出荷が遅れた理由について、Appleは特に説明していません。しかしAirPodsの開発に詳しい人物が語ったところによると、製造上の問題ではなく技術上の問題だったとされています。
 
一般的なワイヤレスイヤホン、ヘッドホンの場合は、片方が機器からの信号を受信し、もう片方へ転送する仕組みが採られています。AirPodsでは、両方が独立して機器からの信号を受信する仕組みで、同時に受信する必要があることなどから、実現するのに時間がかかった―との推測です。
 
ティム・クック氏は、「なるべく早く出荷できるようにしている」と納期短縮について語っており、AirPodsの製造を担当する台湾のサプライヤーも、年末から増産体制に入っています。

出荷予定は今も「6週」案内、今予約すると6月上旬の受け取り

Appleのオンラインストアでは発売直後からずっと出荷日は6週のままでしたが、Apple Store実店舗では、不定期に少量が入荷されることもあります。しかし入荷されてもすぐに売り切れとなるようで、今から入手するには1〜2カ月程度待つ必要があります。きょう14日にオンラインで予約した場合、お届け予定日は6月3日〜4日と1カ月半ほどかかる案内です。
 

 
Apple Store以外でAirPodsを取り扱うのは、家電量販店や一部キャリアショップですが、4月14日時点で確認したところ、いずれも在庫なしでした。
 
各国のApple StoreでのAirPods在庫状況をチェックできるサービス「isinstock」をみると、本稿執筆時点でAirPodsの在庫があるのはわずか8店舗で、24時間以内に在庫があったのは9店舗。世界規模で品薄となっています。
 

 
13日朝にApple銀座に入荷されたAirPodsは5分で売り切れたようです。
 

 
時間がかかっても確実に入手したい方はApple Storeなどで予約する、確実に入手できるかはわからないけどすぐに欲しい方はApple Storeの在庫状況をマメにチェックして、突発的な入荷を狙うのもひとつの手段かもしれません。
 
まだしばらくは品薄状況が続きそうなAirPodsですが、在庫状況について新たな情報が出ましたらお伝えします。
 
 
Source:Apple, isinstock
(asm)