日本で「三大美人」と言われているのが、秋田、京都、福岡の女性。それぞれ「秋田美人」「 京美人」「 博多美人」と呼ばれておりますが、彼女たちは自分たちが住んでいる県に美人が多いと言われることについてどう考えているのでしょうか?

さすが出身芸能人の宝庫!美人の自覚と自信が一番あるのは福岡女性

福岡の美容クリニック「あやべビューティークリニック福岡」では、「日本三大美人」と言われる秋田、京都、福岡の20〜40代女性300名を対象に、美容に対する意識・実態調査を実施。それぞれの県の女性に「自分の住んでいる地域(地元)には美人が多いと思うか」を尋ねたところ、以下の結果となりました。

己に厳しい京都女性の特徴がよく表れています!

79%の秋田と82%の福岡に対し、京都はなんと36%!秋田や福岡と比べ、京都の女性は身内のルックスにかなり厳しいことが伺えます。さらに「地元が三大美人の地域と言われることにプレッシャーはあるか?」という問いに対し、「ある」と答えた京都女性はわずか12%!自覚もない分、京都女性はプレッシャーにも無縁な人が多いようです。

その一方で、プレッシャーが「ある」と答えた割合が一番多かったのは37%の秋田県。自覚がある分、周囲の「秋田の女性は美人」という目は気になるようです。一方で82%という秋田以上に「美人が多い」と自覚している福岡女性は、「ある」と答えた人はわずか18%しかおらず、ほとんどプレッシャーを感じていないという結果に。福岡といえば出身芸能人が多い県と言われていますが、その理由が垣間見えた気がします。

福岡女性の美に対する自信は、年間美容投資額の成果!

なぜ福岡女性は美意識が高く自信満々なのか? その理由の一因となりそうなのは、美への投資です。同調査ではそれぞれの県の女性に対し美容への年間投資額を調査していますが、ダントツに一番多かったのは7万1196円の福岡女性!2位は京都女性で6万2964円、3位が秋田女性で5万65円となっています。美人の自覚がある割合が同じくらいだった秋田女性と比べると、年間美容投資額の差はなんと2万1131円!その差が美に対する自信につながっているのではないでしょうか?

逆に自覚がありながらも美への投資はあまりしていない秋田女性は、もともとの“素材”に自信を持っているということかもしれません。そういえば秋田美人を筆頭に、日本海側で日照時間が少ない地域は「肌が白い」という説も有名ですね。

天然肌美人の余裕!?秋田女性は肌の悩みが少な目!

そんな秋田・京都・福岡女性の「肌の悩み」について調査した結果をみると、1位は3県とも同じで「シミ・そばかす」でした。

全体的に秋田女性は肌の悩みに対する数値が低い傾向に。

2位は秋田と京都が「毛穴の開き」(秋田51%、京都53%)、福岡が「毛穴の黒ずみ」51%と、毛穴関連でこちらも共通。美に対する県民意識に差はあっても、悩みの上位はみんな共通のようです。

しかし一方で「大人ニキビ」は秋田が21%に対し、京都は37%で福岡は40%と大きな差があります。ほか「たるみ」も秋田が23%に対し、京都は36%で福岡は32%。ほかにも京都や福岡に比べると秋田の悩み数値がかなり低いものがいくつもあります。やはり秋田の女性は肌トラブルが他の県より自覚が少なく、その分投資額も少ないと考えられそうです。

プレッシャーも美への投資もあまり関心がないのは京都女性。人に流されない意思の強さを感じます

一口に「日本三大美人」といっても、秋田・京都・福岡の女性それぞれは美に対する意識もさまざま。プレッシャーもあるようですが、他県の人からすると「美人」と呼ばれる地域に住んでいるのはやっぱりうらやましい?

【調査概要】
調査媒体 :あやべビューティークリニック福岡
調査名   :「日本三大美人」に関する意識・実態調査
調査期間 :2017年3月1日(水)〜2017年3月2日(木)
調査対象 :秋田県・京都府・福岡県在住の20〜40代女性 各地域100名  合計300名
調査方法 :インターネット調査