女子高生の友情を瑞々しく描く (C)2016 Sony Music Artists Inc.

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 若手女優の萩原みのりと久保田紗友がダブル主演し、昨年の第29回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映された「ハローグッバイ」が、7月15日から劇場公開されることが決まった。黒沢清、瀬々敬久、石井裕也らの作品で助監督を務め、2015年に「ディアーディアー」で自らも監督デビューを飾った菊地健雄の映画監督第2作だ。

 同作は、同じクラスでも全く交わることのないタイプの異なる2人の女子高生が、それぞれに問題を抱えるなか、ひとりのおばあさんとの出会いをきっかけに交流を持ち、ぶつかり合いながらも次第に認め合っていく姿を描いた青春映画。クラスの中で目立つ存在だが、元彼との間に子どもができてしまったのではないかと悩むはづきと、「委員長」と呼ばれる優等生だが、仕事で忙しい両親のために孤独を抱え、その寂しさを紛らわすために万引きに走っていた葵は、ある認知症のおばあさんと知り合い、初恋の人にラブレターを渡したいというおばあさんのため、一緒に初恋の相手を探すことになる。

 ドラマ「表参道高校合唱部!」で注目を集め、「昼顔」や「心が叫びたがってるんだ。」など公開が控える話題作に続々と出演している萩原がはづき役、NTTドコモのCMやNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演した久保田が葵役をそれぞれ演じ、思春期の揺れ動く少女たちの気持ちを繊細に体現。2人が近づくきっかけとなるおばあさん役をもたいまさこ、おばあさんの幼なじみ役に木野花、認知症の母に悩む、おばあさんの娘役に渡辺真起子と、フレッシュな若手をベテラン女優たちが支える。

 公開決定にあわせてビジュアルもお披露目。新緑を背景に凛とした表情で前を向く主人公たちの姿が描かれている。7月15日から、渋谷・ユーロスペースにてレイトショー公開。