イベントに出席したマーク・ハミルとセレブレーション初登場のハリソン・フォード
 - Gustavo Caballero / Getty Images

写真拡大

 映画『スター・ウォーズ』ファンの祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション」が現地時間13日、アメリカ・フロリダ州で開催、4日間にわたるビッグイベントの幕開けを飾るシリーズ40周年記念イベントには、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスやセレブレーション初参加となったハン・ソロ役のハリソン・フォードなど、おなじみのメンバーが集結した。

 会場にはこの日を待ちわびた『スター・ウォーズ』ファンが長蛇の列を形成。40周年イベントには3,500人の観客が集まったといい、一番乗りを果たした南テキサス出身の男性は「37時間前から並んでいるんだ。40周年パネルは今回のセレブレーションのメインイベント。きっと特別なものになるはず」と語っていた。

 その期待に応えるように、イベントにはおなじみのメンバーによる同窓会が実現。ルーカスフィルム代表のキャスリーン・ケネディの紹介でルーカスが登壇すると、会場は「ルーカス」コールに包まれ、早くも熱狂は最高潮に達した。

 40年という時間に「ショックを受けています」と語ったルーカスは、「もともとこの作品は、12歳の子供に向けて作ったんです。子供が旅立ち、親から離れて独り立ちするうえで、気をつけるべきことを語っています。ダークサイドにおちてはいけないといったね。だからこそ、世界中の子供たちに出会い、彼らが笑顔で自分に手を差し伸べてくれる瞬間が最も感動します。成功に付随してきた嫌なことや自分が抱えている疑問なんてどうでもよくなるのです」と笑みを浮かべた。

 その後は、ルーカスを囲むように往年のシリーズメンバーが次々に集結。15年ぶりに『スター・ウォーズ』イベントに登場したアナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンは、イアン・マクダーミド(パルパティーン皇帝役)と共に登壇。「撮影ではなんと言ってもライトセーバーを使えるのが一番楽しかった。でも子供のころからのクセで、振るときに口で効果音を言うクセがついてて、ある時ジョージに『その音はサウンドエフェクトでをつけるから口でいわなくていい!』って注意された。でも、しばらくそのクセはなおらなかったな」と振り返り会場を沸かせた。

 続けて、ハリソン、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ役)、ビリー・ ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン役)らがルーカスを囲んでトークを繰り広げる、ファンにとっては奇跡のような瞬間が実現。トーク中にルーカスは、マーク、ハリソン、そして昨年亡くなったキャリー・フィッシャーさん(レイア役)の起用について、「1年かけて出会った俳優たちの写真を組み合わせてみて、ぱっと見たときに知り合いっぽいと感じる人たちを選んだ」と明かして会場を驚かせる。一方のハリソンはルーカスへの感謝を交えながら「撮影中はどんな映画になるかなんてわからなかったけど、ルーカスが考え、僕ら俳優が語っているストーリーが優れたものであることはわかっていた。40年もみんなを引きつけるほどにね。俳優ができるのは物語を語ること。それができないなら家に帰った方がいいくらいさ」と述べると、会場は温かい拍手に包まれた。

 イベントのクライマックスにはキャリーさんのトリビュート映像を上映。壇上でルーカスは「キャリーに出会ったとき、彼女こそレイアだと思いました。あんな人に出会えるのは10億人に一人くらいの確立でしょう。それほど彼女は完璧でした」とキャリーさんを追悼。続いて場内の明かりが落とされると、シリーズの音楽を手がける作曲家ジョン・ウィリアムズがオーケストラを従えて登場。「王女レイアのテーマ」など3曲の生演奏を披露し、40周年にふさわしい盛大で感動的なイベントを締めくくった。(編集部・入倉功一)