13日、韓国軍当局が同性愛者の軍人を探し出して処罰するよう指示していたことが分かり、物議を醸している。写真は韓国の軍人。

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2017年4月13日、韓国・YTNによると、韓国軍当局が同性愛者の軍人を探し出して処罰するよう指示していたことが分かり、物議を醸している。

市民団体「軍人権センター」は同日、記者会見を開き、「チャン・ジュンギュ陸軍参謀総長が同性愛者の軍人を探し出し、軍刑法上のわいせつ罪として処罰するよう指示したとの情報を入手した」と明らかにした。

同団体は「チャン総長の指示で陸軍の中央捜査団が全部隊を対象に調査を行い、服務中の同性愛者の軍人40〜50人を捜査対象に決めた」と明らかにし、「これは明らかな差別であり、反人権的な行為」と指摘した。

同団体は今回の事件を「性的志向に対する陸軍の浅はかな認識を示す事例」と主張し、チャン総長に対し、責任を取って辞任するよう求めた。

これについて、韓国のネットユーザーは多くのコメントを寄せているが、チャン総長を擁護する声が目立った。コメントの中では「良いことなのになぜ?当然すべきこと」「軍隊内の同性愛者を放置する方が非常識。チャン総長は批判に負けないで」「正しい指示。同性愛者の先輩によるセクハラ被害がどれだけ多いと思っている?」「同性愛者は韓国の一般社会でも否定的なイメージがある。軍隊では当然では?」「チャン総長を国防部長官に昇進させるべき」などの声が多くの共感を得ている。

一方で「軍服務は男性だけに義務付けられている。だから同性愛者は追い出すべき。もしこういう考えなら深刻な暴力だ」「同性愛の何が悪い?」「同性愛を犯罪のように扱うのは間違っている」との声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)