11日、韓国政府が公開した外交文書から、1980年代の東西冷戦末期、米国と韓国が中韓関係や米朝関係を同時に改善しようとしていたことが明らかになった。写真は天安門広場。

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2017年04月12日、台湾の中時電子報によると、韓国外交部が11日に機密指定を解除した外交文書から、1980年代の東西冷戦末期に、米国と韓国が「プロジェクト牡丹(モラン)」を打ち出し、中韓関係や米朝関係を同時に改善しようとしていたことが明らかになった。

韓国・聯合ニュースによると、機密指定が解除され、公開された外交文書は1474件、合計23万ページに及ぶ。当時、韓国と敵対関係にあった中国は朝鮮半島問題で影響力を強めようとしており、米国と韓国は中韓関係、米朝関係を改善する「プロジェクト牡丹」を計画し、1986年から実施したという。

公開された文書には、「プロジェクト牡丹」以外にも、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領の欧州外交政策、在日韓国・朝鮮人をめぐって韓国と北朝鮮との間に激しい争いがあったことを示す文書、全斗煥大統領が米国特使と会見した際に韓国が核を中断したことについて痛惜を示したことを記録した文書などが含まれている。(翻訳・編集/岡田)