道路の穴の横にバースデーケーキが(出典:https://twitter.com/PlumtreePeople)

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道路の‟穴”にバースデーケーキとは、なんとも奇想天外なことをする人がいるものだと笑って終わりたいところだが、このケーキには地元の住民が州に訴えたいメッセージが込められていた。この時の写真が「Twitter」や「reddit」に投稿されて話題となり、英メディア『Nottingham Post』などが伝えている。

英ノッティンガムシャー州にあるプラムツリー地区で、道路にあいた穴に対して2年目を祝うバースデーケーキが捧げられた。地方行政区議員であるボニー・デイキンさん(Vonnie Daykin、56)の話では‟穴”は2015年3月にできて以来、どんどん深くなっているそうだ。

ケーキを捧げてはいるものの、純粋に祝っているわけではない。実はこの穴、そこを通過する車や自転車を乗る人たちに危険を及ぼしているため、ボニーさんと地元住民は道路の修繕を何度も州議会に依頼していた。

ボニーさんは「昨年9月か10月頃に州に修繕依頼をしましたが、彼らは道路の穴をチェックすると‟そんなに酷い状態ではない”と言って取り合ってはくれませんでした」と苦言を呈している。

なかなか修繕をしてくれない州に対して業を煮やしたボニーさん達は、穴が人々に注目されるようにするためバースデーケーキにロウソクを立て、写真を撮りTwitterやredditに投稿したのだった。このことが話題となりメディアが取り上げるようになると、州議会はTwitterを通して「知らせてくれてありがとうございます。私達は7日以内に‟穴”のチェックをするつもりです」と述べた。

ノッティンガムシャー州を管轄するイースト・ミッドランズのチームマネージャーであるドン・フィッチ氏は「私達は州にある路面をスムーズな状態に保つため、定期的なメンテナンスを行い必要に応じて補修をします」と語った。これらのことを踏まえても、今回のボニーさん達のアピールは効果を生んだと言えるのかもしれない。

SNSの力を借りて、個人が国や行政に情報発信ができるような時代になった。南アフリカでは4年間待ち続けた永住権申請を大臣のTwitterに訴えた結果、なんと一日で取得できたという男性がいる。

出典:https://twitter.com/PlumtreePeople
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)