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まずはT-Rocをおさらい

フォルクスワーゲンが開発中の小型SUV「T-Roc」は、フォルクスワーゲン・ゴルフを基本とする。公式デビューは今年の夏。販売は秋からはじまる可能性が濃厚である。

フォルクスワーゲン・ゴルフを基本とする、ということはアウディA3やTTともベースは同じ。MQBプラットフォームを利用する。

つまり、同グループ内のライバルはアウディQ2。パワートレインも共通化する。

「ハイ・パワー版」の可能性は? 聞いてみた

T-Rocの「ハイ・パワー版」は導入しないのか? と尋ねてみたところ、担当者は「もちろん考えていますとも」と答える。

また「だからといって『GTI』とは名付けないでしょうね。『R』のほうが、ふさわしいかもしれませんね」とも。

「まぁ、まずは標準グレードのT-Rocをローンチすることが優先事項ですね。そこでハイ・パワー版の需要があれば、準備するでしょう」

T-Roc「R」 もしでるなら? 大胆予想

最新のゴルフRは、2.0ℓ4気筒ターボを搭載。314psと40.8kg-mを発揮する。

7速デュアル・クラッチを組みあわせれば、0-100km/hタイムは4.6秒。

同じエンジンを組みあわせる可能性はあるが、
・背が高いこと
・車重がかさむ(であろう)こと
・空気抵抗が大きくなること
の3点を考えると、ゴルフRと同レベルのタイムとなることはむずかしいだろう。

また、プラグイン・ハイブリッドの「GTE」、ディーゼルを主体とする「GTD」の設定の可能性ある。

いっぽう、ピュアなEVは投入されない可能性のほうが高い。EV用プラットフォームである「MEB」は2020年までお預けだと公表されているからだ。

今後、「ホットSUV」は増えるのか?

SUVが増えるかたわら、その「ハイ・パワー版」も増えつつある。

むやみにレースの歴史と結びつけたりするモデルがあるなか、かなり力を注いで作り込んでいるものも多い。たとえば日産GT-Rのエンジンを載せるジュークなどがその例。

問題は、「限定生産」の枠を超えて、ごくふつうに買えるようになるか。また、「たんなるニッチ・モデル」に終わらないかどうか。

たとえばフォルクスワーゲンと兄弟メーカーのスコダは「ホットSUV」に積極的な姿勢を示している。よってスコダの動向からフォルクスワーゲンの今後が想像しやすいともいえる。