【ソウル聯合ニュース】韓国次期大統領選(5月9日投開票)の各党公認候補5人が13日、ソウルのSBS公開ホールで初のテレビ討論会の収録に臨み、米国が北朝鮮を先制攻撃した場合の対応をめぐり意見を戦わせた。

 5人は進歩(革新)系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏、中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)氏、保守系の旧与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、革新系少数党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏、保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)氏。各氏は米国による先制攻撃を食い止めるべきとの意見には概して同調したものの、実際に先制攻撃が行われた場合の対応策については、米中首脳と対話して戦争への拡大を阻止すべきだ、戦闘準備をすべきだなどと見解の相違を見せた。
 支持率トップを走る文氏は「米大統領に韓国の同意のない一方的な攻撃は駄目だと電話で伝え、先制攻撃を留保させるべきだ。北にも米国の攻撃に理由を与える挑発をやめるようさまざまなルートで要請し、中国とも協力する」と述べた。先制攻撃時の対応を尋ねる質問だったが、文氏は攻撃をさせないことに重点を置いた。
 支持率で2番手につける安氏は、まずは米中首脳と電話するとし、「米国のトランプ大統領に戦争は絶対に駄目だと伝え、中国の習近平国家主席にも北に圧力をかけるよう促す」と述べた。また「北に挑発をやめるよう求める声明を出し、軍事対応態勢を徹底して強化する」と強調した。
 一方の洪氏は、先制攻撃を食い止めることが最重要だとしながらも、もし攻撃が現実になれば「戦闘準備をすべきだ」と述べた。
 劉氏は「(米国が)先制攻撃するなら韓米間の十分な合意を経て、軍事的なあらゆる準備を整えた状態ですべきだ」、沈氏は「いかなる場合でも朝鮮半島での軍事行動はあり得ない」と述べた。
 韓国世論調査会社のリアルメーターがこの日発表した各候補の支持率調査結果では、文氏が44.8%、安氏が36.5%、洪氏が8.1%、沈氏が2.8%、劉氏が1.7%となった。
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