タイムマシンがあったら詳細を取材しに行きたい。

『BALMUDA The Gohan』や『バーミキュラ ライスポット』など、気になる新製品が相次いで登場している最近の炊飯器市場。三菱電機はジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」新モデル『NJ-AW108』の2017年5月21日発売を発表しました(プレスリリース)。



さて、いつもならこの最新モデルの話をするところなのですが、実は今回の発表会場で気になったのは、昭和初期に発売されたという同社初の自動電気釜『NA-80』。



三菱電機の展示スペースによる紹介を読むと、どうやらこの『NA-80』は昭和初期に発売された電気釜なのだそう。詳しい資料が社内にも残っておらず、詳細な製造・販売された年代は不明です。しかしながら機能的にはれっきとした自動電気釜で、ある一定の温度になると電気が切れる仕組みだって備えています。



普段なら三菱電機ホーム機器の展示スペースに並んでいるとのことですが、そんな歴史的家電が2017年の現在でも動作するという事実に、ファーストガンダムのアムロ・レイよろしく「こ、こいつ動くぞ!」と思わずビックリ。せっかくなので、その炊飯方式を探ってみましょう。



『NA-80』による炊飯の仕組みは、水を入れた鍋の内側にお米と適量のお水を張った内釜を入れ、この隙間で加熱された蒸気によってごはんを炊き上げるというもの。

アレ!? 内釜にお米とお水、外側にお水? 外側の水を加熱&沸騰させて、そのスチームの熱の力を使って炊き上げる? 最近どっかで聞いたな、この炊飯方法? これ、バルミューダの炊飯器『BALMUDA The Gohan』と同じ方式ですね。


(参考)2017年発売の『BALMUDA The Gohan』

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というわけで、昭和初期の自動電気釜『NA-80』で炊いたごはんを実際に試食させてもらいました。お米は「ひとめぼれ」を3合ほど炊飯。口の中に頬張って見ると……あまり美味しくありません。ごはんが柔らかく、口の中にしつこくまとわりつくというか……。



そりゃそうですよね。なんたって昭和初期に作られた自動電気釜ですから。現在平成29年ですが、昭和で換算し直すなら、今年は昭和92年。踊るとか踊らないとか圧力とか非圧力に関係なく、日本の炊飯器は時代とともにすごいレベルに仕上がっているんだってことを、改めて実感しました。

皆さんが、美味しいごはんを毎日食べられるのはこういったメーカーのたゆまぬ努力のおかげです。だから「10万円越えの炊飯器は高すぎる」とか言わずに、試しに今度発売する三菱電機のジャー炊飯器新製品「本炭釜 KAMADO」の新モデル『NJ-AW108』を買って、ごはんを食べてみてはいかがでしょう……なんていうとちょっと強引でしょうか?

昭和初期の自動電気釜『NA-80』で炊いたごはんは正直イマイチでしたが、「かまど炊き」の美味しさをこれでもかとばかりに追求した最新モデルのごはんなら、何杯だっておかわりできるかもしれません。

文/滝田勝紀(編集部)

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三菱電機 ジャー炊飯器:本炭釜 KAMADO

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