英ロックバンド「ピンク・フロイド」にちなみ命名された新種のエビ「Synalpheus pinkfloydi」。ブラジルのゴイアス連邦大学提供(2017年4月12日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】明るいピンク色のはさみを持つ新種のエビが、英ロックバンド「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」にちなみ命名された。動物学者らが12日、明らかにした。

 英オックスフォード大学(University of Oxford)自然史博物館(Natural History Museum)のブログに掲載された投稿によると、「Synalpheus pinkfloydi」と名付けられたエビには、明るいピンク色のはさみがあり、そして「全ての素晴らしいロックバンドと同様に」大量の音響エネルギーを作り出すことができるのだという。

 同博物館の動物学者で長年のピンク・フロイドのファンであるというサミー・ドグレーブ(Sammy de Grave)氏は、中米パナマ沖でのこのエビの発見について「自分の大好きなバンドを推すための最高の機会となった」と語っている。

 その特徴的なはさみを素早く閉じることで生じる音は、海中生物が出す音としては、これまで知られている中で最大級。小魚が気絶もしくは絶命するほど強烈と説明された。

 エビについての詳細は12日、生物分類学の国際学術誌「Zootaxa」に掲載された。また、オックスフォードの研究チームは、ピンク・フロイドのアルバム「アニマルズ(Animals)」や「ザ・ウォール(The Wall)」のジャケットを加工して新種エビのイラストを公開している。

 ドグレーブ氏は、「ピンク・フロイドを聞きながら仕事をすることはよくある。だが今は、バンドと自分の仕事が科学論文の中で一緒になった」とコメントしている。
【翻訳編集】AFPBB News