年収を左右する就職先選びこそ、 大学入試よりも重要である

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日系企業を経て、外資系証券会社へ勤務後、お金のふやし方を学び、現在、1億円を超える年収がある著者:生形大氏が書いた『9割の日本人が知らないお金をふやす8つの習慣』。本連載では、本書の内容のダイジェストで構成したものを紹介する。

豊かな生活を送るには
どんな会社に就職するかが重要

 私は日系企業から外資系企業に転職し、さらに外資系企業を数社渡り歩いてきましたが、そのたびに年収がアップしていきました。同じような業種、ほぼ同じような仕事であっても、働く会社によって年収が倍くらい違うこともありました。

 もちろん年収だけが大事では決してありませんが、このような経験を通して、働く会社をどう選ぶかは人生のライフスタイルにおいて非常に大切なことだと実感しました。しかし、私がよく思うのが、就職先を選ぶ際、安易にイメージなどで選んでいる人がとても多いということです。

 どこの大学を出るかより、むしろ、どこの会社でどういう仕事をするかの方が人生を大きく左右します。もちろん、いい大学を出れば、その選択肢も広がりますが、せっかくいい大学を出ても、最後の一番重要な選択をする時に、しっかりと調べずに決めてしまっているのです。

 今の時代、定年まで同じ会社で働くことは珍しくなりつつあり、日本でも転職する人が多くなっていますが、最初からいい会社に勤められるのであればそれにこしたことはありません。

親の責任は大学まで、で
本当にいいのか?

 自分の就職先だけでなく、自分の子供の就職先についても同じです。

 多くの親は、子供がいい大学に進学することには熱心で、塾に通わせたり、私立の中学や高校に通わせたりします。そしていい大学に入学できたらそれがゴールのように思えて、満足感に浸ってしまう。

 しかし、人生において本当に大切な時期は就職してからです。でもそこに積極的にかかわっている親はあまりいません。「子供の好きなように選ばせる」親が多いのではないでしょうか。

 子供から相談されればアドバイスくらいはするかもしれません。でも、「悪いことは言わないから大企業にしておけ」「公務員になれば安泰だよ」くらいの、今の時代にはあまり役に立たないアドバイスしかしていない人が多いと思います。

 台湾企業に買収されたシャープ、ルノーの傘下にある日産のそのまた傘下に入ってしまった三菱自動車工業など、かつては名門だった大企業が凋落する例はいくつもあります。

 大企業だからといって決して安心はできない時代です。「その企業が今後も伸びていく業種か」「今後AIやロボットなどに置き換わって行くような業種ではないか」といった将来まで見据えた視点で、就職先もアドバイスしてあげることが大切なのです。

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