ダスキンは、政府が国家戦略特別区域で進める家事支援外国人受入事業に従事するフィリピンのスタッフを、4月16日付で採用することを決定した。

 ダスキンは、2016年7月に神奈川県、8月に大阪府、2017年2月に東京都の各第三者管理協議会から、この事業の「特定機関」として認定されており、サービス開始に向けて準備を進めている。

 外国人スタッフは、4月16日に来日し、18日からダスキンの研修施設等で約2週間研修を受け、研修修了後、5月から大阪市と横浜市にあるダスキン直営店で、サービスを開始する予定だ。

 今回、フィリピンから来日するのは女性8名で、25歳から38歳、「日本語能力試験(JLPT)」(主催:国際交流基金及び日本国際教育支援協会)N4を取得、フィリピン労働雇用省技術教育技能教育庁(TESDA)が実施する所定の家事支援訓練も修了している。また、フィリピン在住の日本人向け住居での、家事支援サービスの実績もある。

 ダスキンでは、日本の文化・習慣、在留・就業関連の法令や、ダスキンの経営理念や仕事に対する姿勢、心構えについて座学での研修を実施。実務上の知識・技能の習得は、座学と実技、サービス現場実習は実技の研修を行う。

 家事支援外国人受入事業は、政府が女性の活躍を推進し、高まりを見せる家事支援ニーズに応えるため、また、中長期的な経済成長の観点からも、企業等が積極的に関わることが求められている。ダスキンは、政府の「すべての女性が輝く社会づくり」に賛同し、新たな家事サービス事業の拡大に向けて動き出す。

 少子高齢化や人口減少、介護負担の増加が進み、高齢者や女性が労働力として社会で活躍するにあたり、また、就労形態の変化によっても、家事支援サービスのニーズは、今後一層の高まりを見せると考えられている。

 家事支援外国人受入事業で来日したスタッフの業務範囲は、炊事、洗濯、掃除、買い物などの家事に加え、児童の世話や保護も含まれる。今後、家事支援に求められるサービスは、ペットの世話やホームセキュリティ、粗大ごみの廃棄、在宅介護など広範になることが予測され、さまざまな要求に柔軟に対応できる中小企業の活躍の場としても注目を集めている。