アデランスが発表した「Hair Repro LED PREMIUM 」

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 髪の悩みは人それぞれさまざまである。そんな中で登場したのが、総合毛髪関連企業としてお馴染みのアデランスが発表した「Hair Repro LED PREMIUM 」だ。この製品の特徴は、赤色LEDの光を採用していること。そう、“希望の光”はLEDなのかもしれないのだ。

 このHair Repro LED Premiumに注目すべきポイントは、大きく分けて2つあると考える。

●世界でも類を見ない、そのビジュアル

 まずは、多くの人の目を引いたであろう、そのビジュアルだ。正直なところ、この手の機器は無骨なデザインばかり、というイメージがあるはずだ。しかし、この製品のデザインは、まるでロードバイク用のヘルメットに近い。ヘルメットタイプかつ、ここまでのスタイリッシュさを持つ機器は世界を見渡してもかなり珍しいのではないだろうか。このデザインについて、アデランスの研究開発部マネージャー伊藤憲男氏はこう語る。

「ヘルメット型にするメリットは、ビジュアル以外にも存在しています。頭の大きさは人それぞれ異なるため、アジャスターを搭載しネジで調節する方式を採用しました。このアジャスターは、製品が縦長であれば調整しやすくなります。加えて、赤色LED以外の光の干渉を避けるため、一定以上の遮光性も必要です。ヘルメット型であれば、その点もしっかりとカバーできます」

 同じヘルメットでも、工事現場用のヘルメットのような形状に比べると、後頭部の部分にスペースを確保することができる。ここにバッテリーを内蔵できるため、ワイヤレス化も実現したそうだ。

 また、この手の商品の電力供給には、巨大なACアダプターや専用規格のバッテリーを要することが「あるある」といえるだろう。しかし、Hair Repro LED PREMIUMはマイクロUSB端子を採用。つまり、Androidスマートフォンなどと同じケーブルで充電することができる。

●従来品からのフルモデルチェンジを実施

 このHair Repro LED PREMIUM、アデランスの家庭用LED機器としては2代目だという。2011年に発売された先代は無骨なデザインであり、見た目はかなりゴツめ。ずっしりと感じる重さもあった。

 また、限られた光源の数もデザインの無骨さに拍車をかけていた。2代目となるHair Repro LED PREMIUMの光源は80個。つまり、まんべんなく光を照射することができる。しかし、先代の光源は専用フィルターを装備した大き目のものが1つ。本機のような機器の使用の用途は人によって異なるものだ。生え際が気になる人もいれば、つむじが気になる人もいる。一つの光源では頭全体をカバーすることは難しく、光源を移動しなければならない。その際には、まるでマニュアル車のギアチェンジのように移動していたというのだ。

 そのように考えると、Hair Repro LED PREMIUMは、新たなLED光源を採用したことで大幅なブラッシュアップを実現。バッテリーの性能向上も相まって、フルモデルチェンジを行ったのだ。しかし、製品の開発には相当な苦労話もあったという。

「特に苦労したポイントは軽量化です。頭に被るものですから重いと使いづらい。しかし、製品の丈夫さ軽さは反比例してしまいます。日常生活使いでも壊れない耐久性を保ちつつ、軽さを実現するのは相当苦労しました。製品の開発にはトータルで約3年を要しました。

 試行錯誤の結果、製品の重さを560gまで軽量化。丈夫さとの両立にも成功しました。この結果、女性にも使いやすいようになったのではと思っています。ご家庭内で使い回ししやすくなったのではないでしょうか」(同)

●美容などの分野でも広く活用されるLEDを採用

 注目すべき2つめのポイントは、アデランスが開発したということ。類似の機器は数多く登場しているが、得体の知れないメーカーも少なくない。その点、アデランスのブランドを知らない人はほとんどいないだろう。総合毛髪関連企業のアデランスが手がけた最新機器から目が離せない。
(文=加藤純平/ライター)