中国では厳しい法律により空気銃やおもちゃの銃を所持していても拘留される可能性がある。だがそれが米国にユニークな観光のチャンスを生み出している。資料写真。

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2017年4月11日、参考消息網によると、米紙USAトゥデイはこのほど、中国では厳しい法律により空気銃やおもちゃの銃を所持していても拘留される可能性があるが、それが米国にユニークな観光のチャンスを生み出していると伝えている。

銃器に深い関心を持っているディクソン・ワン氏(38)は、中国の銃愛好家グループのために米フロリダ州のデソト郡を訪れるツアーを手配している。彼らの目的地は射撃場だ。

「そこは中国人が実際の銃文化を体験できる場所だ」とワン氏は話す。毎年数万人もの裕福な中国人が米国の射撃場を訪れると見積もっており、2019年に自らのガンクラブをオープンさせ、豪華な宿泊施設と中国語を話すインストラクターを用意し、年間5000人の中国人客を取り込みたい考えだ。

米国の射撃ツアーは、他の国よりも緩やかな銃規制により、成長したビジネスとなっている。ホノルルは日本の愛好家を魅了し、ラスベガスには国内外の訪問者向けの射撃場が数多くある。

ワン氏は北京で迷彩服や拳銃を収めるホルスターなどを販売するショップを経営している。彼の店舗に欠けているのは銃だ。中国では、個人的な使用のために銃を製造または販売することは違法とされている。

中国では1996年に市民が銃を所有することを正式に禁止する法律が可決され、2008年には規制が複製銃にも拡大され、銃器所持者は、最高7年の懲役刑を科されることになる。

北京郊外には中国で数少ない射撃場がある。銃愛好者のための隔月誌もソーシャルメディア上で活発な活動を行っている。こうしたことが、人々の銃に対する関心の喚起に役立っているのかもしれない。(翻訳・編集/柳川)