4月も中旬ですが、13日(木)にかけて、強い寒気が流れ込む予想です。札幌の上空5000メートル付近には氷点下40度以下と4月中旬以降では、ここ10年で最強レベルの寒気となりそうです。


◆4月中旬以降ではここ10年で一番の寒気

12日(水)夜から13日(木)にかけて札幌の上空5000メートル付近には氷点下40度以下の寒気が流れ込むでしょう。4月中旬以降ではここ10年で最強レベルの強い寒気となる見込みです。この時期の札幌上空の平年の気温は氷点下26度ほど。平年に比べて15度くらい低い寒気が入る予想です。


◆北海道や本州　山間部中心に雪

13日(木)にかけて、北海道は平地でも所々で雪が降るでしょう。市街地でも所々で5センチ程度の雪が降りそうです。(北海道では4月中旬以降でも雪が時折降りますが、毎年あるようなことではありません。)山間部では雪の積もる所もあるでしょう。すでに冬用タイヤから変えてしまったという方もいらっしゃると思いますが、積雪や路面が凍結する所もありますので、ご注意下さい。また、北海道の北で低気圧が発達するため、北海道では風も強く、ふぶく所がある見込みです。
東北や北陸、関東北部、岐阜県の山間部でも所々で雪が降るでしょう。大気の状態も不安定になりますので、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。


◆朝は冷える　北海道は日中も震える寒さ

12日(水)の夜から13日(木)の朝にかけては冷えるでしょう。13日(木)の最低気温は平年を下回る所が多そうです。北海道は0度前後、青森や秋田、仙台でも3度くらいまで下がるでしょう。東京や名古屋は6度くらいと、朝は薄着だとヒンヤリしそうです。
最高気温は北海道は5度以下の所が多く、ひと月ほど前の寒さでしょう。風も強く、体感的には氷点下の寒さに感じられそうです。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。東北も10度前後で、風の冷たさが身にしみそうです。関東は17度くらいで、きょうほどの暖かさはないでしょう。日陰や日が傾くと上着なしではヒンヤリと感じられそうです。
この寒気の流れ込みは一時的で14日(金)以降は抜けていく見込みです。