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何かと荷物が多かったり、急病でお医者さんに連れていったり……子育て中の移動には、クルマがあるととても便利。どうせなら、使い勝手のよいファミリーカーを選びたい。では、どんな装備や機能に注目して選べばいいのだろう。現役ママさんドライバーに、実際に使ってみて便利な装備や、必要な機能を挙げてもらった。

○バックモニターで死角を潰し、子どもの安全を確保

千葉県の佐伯さんは、4歳の息子さんとパパの3人家族。交通の便がよくないこども病院へ通う必要に迫られて、産後すぐにマツダ「デミオ」(平成24年式)を購入したという。そんな佐伯さんが便利に感じている装備は"バックモニター"。佐伯さんは新車購入時にオプションとして注文したそうだが、最近では標準装備されている(最初から付いている)クルマも増えてきた。

バックモニターとは、リヤのナンバープレート周辺などに組み込まれた小さなカメラで、バックでの運転時に運転席から見えにくい後方の映像をカーナビのモニターに表示する装備。車庫入れの時などに便利だが、佐伯さんによれば、お友だち親子と息子さんとを先に降ろした時などに、安全確認のバックアップ機能として助かっているとのこと。

「子どもってうろちょろと歩き回って、どこへ行くか分からないんですよね。クルマには死角もあります。本当に危なっかしい」。目視による安全確認は当然だが、その上でできるだけ死角を潰し、二重三重に安全をチェックするために、バックモニターが重宝しているのだそうだ。

○ショートアンテナがママのストレスを軽減

もうひとつ、佐伯さんが挙げた便利な装備が"ショートアンテナ"。標準装備されているクルマもあるが、佐伯さんの「デミオ」には長いロッド式のアンテナが採用されていたため、交換したという。

長いアンテナは立体駐車場への入庫時にしまわなければならず、しかも、運転席の窓から手を伸ばしても届かない位置に付いていたので、いちいち面倒だったのだそう。「そういう手間の一つひとつが、育児中はストレスになります」と、佐伯さんは言う。

○小学生になり定員4人の軽から7人乗りの普通車へ

ここからは、もうひとりのママさんドライバーにご登場いただく。埼玉県の戸塚さんは、7歳の息子さんとパパの3人家族だ。独身時代からマツダの軽自動車「キャロル」に乗っていた戸塚さんだが、子どもが生まれてチャイルドシートを付けようとしたところ、現行型が装着できなかったことをきっかけに、ダイハツの軽自動車「タント」に買い替えた。

狭い駐車場での子どもの乗り降りなどに便利な"パワースライドドア"、両手がふさがっている時にも近づくだけで解錠できる"キーフリーシステム"などの装備に助けられたと、戸塚さんは回想する。

しかし、息子さんが小学生になり、「サッカーの試合で"車出し"をしたのですが、軽自動車なので4人しか乗れず、あまりお役に立てなかった」とのこと。これをきっかけに、7人乗りの普通自動車、日産「エクストレイル」(平成28年式)に乗り換えた。

戸塚さんによれば、ちょうど「子どもが大きくなり、遠出で高速道路に乗る機会も増えてきて、軽自動車のスピードの限界と、ボディの安全性に対する不安を感じていたところ」だったそう。子どもが成長することでライフスタイルも変化し、クルマに求める機能も変化するというワケだ。

○サッカーの送り迎えに"防水シート"が活躍

さて、悪路や雪道を走る写真をカタログに使ったクルマには、アウトドアに便利な装備が充実している車種が多い。「エクストレイル」もそんなSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル。オフロードも走れて、アウトドアレジャーで便利なクルマが分類されるカテゴリー)のひとつだ。

中でも、濡れたまま座っても大丈夫な上、拭くだけでキレイになるという"防水シート"や、汚れや傷がつきにくい"防水仕様ラゲッジルーム"は、「子どものサッカー道具を乗せるのに安心」と、戸塚さんのニーズにもマッチ。

また、息子さんがひとりでリヤシートに座るようになって、「後部座席のアームレストを前に倒すと、カップホルダーになるのが便利。子どもひとりでもジュースをこぼす心配がないです」という発見もあったという。クルマ購入時にはあまり注目していなかった装備が、実は使い勝手がよかったという例だ。

4歳児のママと、小学1年生のママとにそれぞれ挙げてもらった、子育て世代に使い勝手のよい装備、そして機能。現役ママさんドライバーたちの生の声が、ファミリーカー選びの参考になれば幸いだ。

(櫛田理子)