外為どっとコムは4月12日、「緊急取材 北朝鮮有事の円相場シミュレーション」と題したコンテンツを公開した。

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 外為どっとコムは4月12日、「緊急取材 北朝鮮有事の円相場シミュレーション」と題したコンテンツを公開した。4月7日に米軍がシリアに向けてミサイル攻撃を実施し、9日には米国務長官が「シリア攻撃は北朝鮮への警告」とし、原子力空母を朝鮮半島に派遣するなど、にわかに北朝鮮を巡る「有事」の緊張が高まり、為替市場が揺れている。この事態を受け、識者の見方を集約したもの。同社の公式ホームページから一般に無料で公開している。

 緊急コンテンツではJPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏、FX湘南投資グループ代表の野村雅道氏が、それぞれ動画にて「北朝鮮有事」の経済や市場に与える影響についてコメントをしている。佐々木氏の動画は、一般公開コンテンツはダイジェスト版で、同社の会員向けサイトでは詳細版を掲載している。

 また、外為どっとコム総研の研究員である神田卓也氏と川畑琢也氏による特別レポートを公開している。このレポートで、神田氏は「日本に直接被害が及ぶ可能性もあるため下落する(円安要因になる)との見方と、リスク回避の動きにより上昇する(円高要因になる)という2通りの見方がある」と紹介しつつ、「円の特殊性に鑑みれば『有事の円買い』で反応する可能性が高い」と解説。川畑氏は、過去の緊急時のドル円の反応の事例を引きながら「市場がパニック的な動きとなる場合、7〜8%程度の下押し(円高)水準がひとつのメド」という見方を示した。(写真は、「緊急取材 北朝鮮有事の円相場シミュレーション」の画面)