米アラバマ州バーミングハムに住む男性が、ある日妻に仕掛けたドッキリが、大きな反響を呼んでいる。

「明日の家族写真の撮影、日付を変えられるかな?」

ボビー・ウェッソンさんは4月3日、自身のFacebookに妻Rayena さんとのこんなやり取りを公開した。

夫「あの写真撮影って、日付変えられる?」
妻「ムリ」
夫「日付を変える必要があるんだ」
妻「なんで?」
夫「君が妊娠中に、指一本動かさないでいいように料理も掃除も全部やったの覚えている?君を愛しているからだよ」

ここで、隠し事の臭いをかぎ取ったRayenaさんは、「プロポーズの事を覚えている?」と聞いてくるボビーさんに「早く白状しちゃった方が身のためだよ」と返信した。

そしてボビーさんから送られてきた写真がこちらだ。

Bobby Wesson/Facebook

息子の髪が、無残にも刈り取られてしまっている。

妻からの電話を無視

この写真を見たRayenaさんは、ボビーさんに電話。しかし、怒られたくないボビーさんは、「電話に出ない」という選択肢を選んだ。

落ち着いてと、ボビーさんは事情を説明した。どうやら息子さんはバリカンをうっかり手に取り、自分の髪を刈ってしまったのだという。

「自分でコンセントに差し込んだっていうの?」と、納得しきれない奥さんはボビーさんに再び電話。もちろんボビーさんは電話を無視し続けた。

妻から物騒な発言が飛び出す

妻「電話に出ないんなら、患者を放っておいてあんたを殺しに行くから。本気だからね。私に息子と話をさせてよ」

看護師として働くRayenaさんは勤務の真っ最中。電話を無視され続けて、とうとう物騒な発言が飛び出した。

ボビーさんが下したある決断

鏡で自分の姿を見た息子が、泣き出してしまったとボビーさんは報告。「布団の下から出てこないよ。どうしたらいいかな?」と、こんな写真を投稿した。

Bobby Wesson/Facebook

夫「彼を励ますために、僕も髪を剃ろうと思う」
妻「やめなさい。電話に出てってば」

そしてその次に投稿した写真がこちらだ。

Bobby Wesson/Facebook

ふたりとも、思い切りのよい丸刈りになっている。

妻、ぶちギレ

今までも決して穏やかだったわけではないRayenaさんだが、この写真には相当頭に来たようだ。

妻「震えてきたわ。絶対にGETTHAFTJAB」

とうとう意味不明な文章を打ち始めたRayenaさん。ボビーさんが「また生えてくるよ」と励ましても、怒りは収まらない。

「あなたの髪は生えてこないわ。息の根を止めてやるから」と、2度目の殺害予告が飛び出した。

そしてネタばらし

「家に帰るから。息子に手を触れないで」とのRayenaさんの発言に、とうとうボビーさんは真実を明かした。

Bobby Wesson/Facebook

夫「フォトショップで加工したんだ。誰の髪も剃られてないよ」
妻「刑務所で仲間に『私が無期懲役になったのは、バカな夫が自分のことを面白いって勘違いしていたせい』って説明する日がくるみたいね」
夫「愛してるよ」
妻「大きな代償を払うことになるから、待ってなさい」

▼投稿全文はこちら

多くの人がこの投稿を楽しんだ

ボビーさんのいたずらが投稿されると、2万5,000人を超える人がリアクションし、21万件以上のシェア、そして4万件近くのコメントが投稿された。

コメントの中には、「彼は自殺を試みているみたいだね」「笑えたけど、奥さんがかわいそうにもなったわ。とっても面白かった。奥さんにたっぷりといたぶられた上で殺されそうだけど」と、奥さんの反応を楽しんでいる人の声が多い。

また、ボビーさんが生きてこの出来事を報告していることについて、「彼女が生かせてくれたことに感謝しないと」「私だったら殺してた」など、Rayenaさんの慈悲深さを称賛する声もある。

ボビーさん自身もコメント欄で過去の動画を紹介した。これと似た出来事が起こったのかどうかは明らかにされていない。

とうとう親まで出てくる事態に

この出来事は、ボビーさんのご両親にまで届いた。

ボビーさんのお母さんは、「Rayenaは仕事でストレスを感じているのに、追い打ちをかけるなんて。彼女があなたを愛していてよかったわね! しばらく機嫌が悪くても、驚かないこと」とRayenaさんに同情してみせ、「もし彼女から電話が来たら、駆けつけてあんたのお尻を蹴飛ばしてやるから」と、お叱りの言葉を投げかけた。

さらに「あなたの事は愛しているけれど、彼女が混乱するのを知ってやっているんだから本当に意地悪よ」と、怒りをにじませた。

一方お父さんは、「これは血統なんだ。その血は、君たちの息子にも受け継がれている。でも忘れないで欲しい。君のことも、孫の事も愛しているってね」と、確かにボビーさんの血筋を感じる言葉をかけている。

奥さんへの深い愛と敬意

仕事中の奥さんにいたずらを仕掛けたボビーさんだが、決して奥さんの仕事を邪魔するつもりも、軽視しているわけでもない。

2015年11月には、子育てをしながら看護師として人を助ける奥さんについて、「僕の妻はヒーローだ」という投稿をして、89万のリアクションを受けている。詳細はこちらの記事に書かれている。

今回のいたずらも、奥さんの手が空いていることを確認したうえで行ったものだという。とはいえ、やりすぎだと言えなくもない。

4月10日時点では、ボビーさんの生存は確認されている。