肝試しのグループ、遺体を発見(出典:http://www.appledaily.com.tw)

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8日夜、台湾・宜蘭県頭城鎮にある廃墟にて死後1〜2週間経ったとみられる男性の遺体が発見された。見つけたのは肝試しグループ「鬼故事夜遊団」のメンバーで、この日は29人で廃墟を訪れていた。『蘋果日報』が伝えている。

遺体が発見されたのは、新峰瀑布(滝)そばにある建物で20年以上放置されていた廃墟だ。近隣住民によれば、かつては遊戯場の事務所であったが徐々に荒廃し、近くの川で溺死事故がよく起こることもあって「怖い噂」が流れるようになったそうだ。

「鬼故事夜遊団」は6年前に結成されたグループで、月に1〜2回のペースで肝試しを行っていた。団長によると、この日は午前中に下見をしたが不審な点はなかったため、午後6時にメンバー29人を連れて再度訪れたという。しかし建物の中に入ってみると下見の際には気付かなかった階段があり、2階浴室で遺体を発見したとのこと。遺体のそばには冥銭や線香をさしたご飯が供えられていたという。

警察は現場の状況から男性が練炭自殺したものとみて、身元の確認及び詳しい死因を調べている。

出典:http://www.appledaily.com.tw
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)