大卒内定率、4月1日時点は前年比5.1ポイント増の14.8%

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 リクルートキャリアは11日、2018年3月に卒業する大学生の4月1日時点での就職内定率(速報値)が、前年同月比5.1ポイント増の14.8%だったと発表した。先月3月1日時点からは8.6%増。文理別の内定率をみると、文系大学生は14.4%、理系大学生は15.7%と理系がわずかに高め。男女別でみると、男子学生が15.6%、女子大学生が13.8%で、男子学生の方がやや上回っている。

 日本経済団体連合会(経団連)における現行の採用選考活動の取り決めでは、広報活動が卒業年度に入る直前の3月1日以降、選考活動が卒業年度の6月1日以降、正式な内定日は卒業年度の10月1日以降と定められている。現時点では広報活動が始まって1カ月ほど経過しているが、今後企業の選考活動がいよいよ本格化する。

 今回の調査は、インターネットを通して2018年卒業予定の大学生926人のデータを集計して行われた(調査日は4月3日〜6日)。就職志望者のうち「公務員」「教員」「医師・歯科医師・看護師」のみを考えている学生は調査対象外。また就職以外の「起業」「進学(国内)」「進学(留学)」「その他」のみを考えている学生も調査対象外となっている。

 17年卒の例で見ていくと、昨年4月1日時点では9.7%だった就職内定率は、同5月1日時点で25.0%、同6月1日時点で51.3%、同7月1日時点で71.1%となっている。経団連が加盟企業に要求している18年卒の採用活動のスケジュールは17年卒と同様のため、同じ傾向が今年も続くことが見込まれる。就職志望者の約7割が内定をもらう7月1日までの期間が、学生にとっては勝負どころだと言えそうだ。

 今年4月1日時点での就職志望者のうち、就職活動実施率は前年同月比0.6%減の96.0%。2月1日時点では85.9%、3月1日時点では95.9%だった。17年卒の例では、昨年4月1日時点では96.6%だった就職活動実施率は、同5月1日時点で92.2%、同6月1日時点で81.7%、同7月1日時点で47.0%となっている。7月1日までに就職志望者の過半数の学生が、就職活動を終えていた計算になる。