11日、韓国の観光競争力が最近2年で大きく上昇し、世界136カ国のうち19位を記録したことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウルの繁華街・明洞。

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2017年4月11日、韓国・文化日報によると、韓国の観光競争力が最近2年で大きく上昇し、世界136カ国のうち19位を記録したことが分かった。

世界経済フォーラム(WEF)が11日に発表した「観光競争力報告書2017」によると、韓国の観光競争力は2015年の29位から10ランク上昇し、過去最高順位となる19位を記録した。韓国は2013年に25位となり初の30位以内を記録したが、2015年には4ランク下げて29位となっていた。

WEFは韓国について「順位が大きく改善した5カ国のうちの1国」と説明した。韓国は総合順位評価の基礎となる14項目のうち8項目で順位が上昇した。最も大きな改善をみせた分野は「国際的な開放性」で、39ランク上昇の14位となった。韓国が最も高い評価を受けた「情報通信技術」分野では8位を記録した。一方、最も低い評価を受けたのは「自然観光」分野で114位となった。「価格競争」分野は前回の調査より21ランク上昇したものの、88位と低い順位にとどまった。細分類分野の評価ではPM2.5などによる大気汚染(130位)、魚資源の乱獲(84位)などで順位の低さが目立った。

一方、日本は2015年の9位から5ランク上昇の4位を記録し、アジアの中で最も高い観光競争力を持つと評価された。アジアでは日本に続いて香港(11位)、シンガポール(13位)、中国(15位)が韓国より高い順位を記録した。報告書は「日本や韓国などの東アジアは安全性とインフラ水準が高い代わりに旅行費用が高い。一方、東南アジアはインフラ水準は低いが価格競争力が高く、政府が積極的に観光業を支援している」と分析した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「大気汚染が深刻な韓国はすぐに全ての項目でビリになるだろう」「中国からの大気汚染問題を解決しなければ誰も遊びに来ないよ」「中国のせいで韓国はどれほどの被害を被っているだろう?PM2.5に黄砂、過度な経済報復、魚資源の乱獲、韓国内での犯罪の数々…」「高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題で中国人観光客が消えたから今後はもっと順位が下がるだろう」など中国に対する不満の声が多く寄せられている。

そのほか、「K−POP以外に魅力がないことが原因」「中国も中国だけど、韓国内で発生する大気汚染物質も深刻だ。それなのに政府は何もしていない」「評価が高過ぎない?外国旅行から帰ってくると、韓国のみすぼらしさにがっかりする」「観光地は中国の偽物。文化は日本の偽物だから」と指摘する声や、「韓国より安全な国はないのになぜ?」「さすがに日本は強い」「4位の日本がうらやましい」「それより国民の国への満足度ランキングで韓国が何位に入るか知りたい」との声もみられた。(翻訳・編集/堂本)