スター猫だらけ!映画『ねこあつめの家』ニャンコ写真と撮影秘話

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 スマートフォン用の人気ゆるゲーを基に映画化した人間ドラマ『ねこあつめの家』が公開中です。スランプに陥った小説家の佐久本(伊藤淳史)が、あることをきっかけにのんびりとした土地の一軒家に引っ越し、猫たちと交流することで再び前を向いていきます。

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 数ある猫映画の中でも、「こんなにたくさんの猫が、ひとつの画面でゆるゆるしてるなんて観たことない!」と、猫好き大興奮必至の同作。製作に参加された動物プロダクション「グローバル・アニマルアクト」のトレーナー、江上さんにお話しを伺いました。

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◆正直、最初は無理だなと(笑)

――最初にこの企画を聞かれたときは、率直にどう思われました?

江上さん:率直にですか? いや、無理だな〜っと思いましたよ(笑)。ただお話を持ってきていただいたときに、すごく楽しそうに、「こんな風にしたいんですぅ」とおっしゃっていただいて。やってみようかなと。私もゲームのことはもともと知ってましたし、やっていたので。だいたい感じは想像できました。ただちょっと難しいなとは思いましたよ(苦笑)。

――多くの猫のなかで、シナモンちゃんがメインになった理由は?

江上さん:メインの猫が必要になって、台本を読んだうえで、ドロップとシナモンをこちらで提案したんです。大人しくて、ほかの猫とも仲良くできるということで。結果、シナモンになったのは、おとなしいだけでなく、(こちらの指示通り)歩いたりといった動きもできるからですね。

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◆タレント猫に向いているのは?

――タレント猫には、どんな猫ちゃんが向いていますか?

江上さん:猫は難しいと思います。可愛ければいいというわけではないので。シナモンのように、誰に対しても怒ったり逃げたりしない、どこに行っても普段のままでいられる子じゃないとダメ。それに猫は犬とは違って、普通は外に連れて行くとダメなんです。

 家の中で、飼い主さんの撮る写真にカメラ目線ができたとしても、スタジオでとなると全く違う。知らない人のカメラだとまた難しいですから。やっぱり、もともとの性格が大きいと思いますね。

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――猫種よりも個々の性格ですかね。

江上さん:種類としては、やはりスコティッシュフォールドは穏やかで、タレント猫にも多いです。物怖じもしないですし。でも、猫の種類より、個体差の方が大きいと思います。元野良ちゃんの子とかだと、環境が変わるとビクっとなりますし。

――劇中では伊藤淳史さん演じる佐久本にニオイをすりつけに行くシーンも出てきて、演技としてやるのは難しいだろうと、驚きました。

江上さん:あれは王子だったかな。台本を読んで、出来そうな子を選びました。普段から自分のニオイを付けたがる子だったので。何匹か提案して。ダメだったらこの子にしようという子も考えてはいたのですが、一発でできたんです。

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―― 一発でですか!?

江上さん:そうなんです。事前に伊藤さんに触ってもらって、少しだけ練習しましたが、でも特殊なことは何もしてないんですよね。あの子に任せました。私も嬉しかったです。おー! ってなりました(笑)。

◆猫と仲良くなるには

――動物トレーナーになりたいと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

江上さん:えー! 初めて聞かれたかも(笑)。実はなりたいと思ってなったわけじゃないんです。動物に携わる仕事には就きたかったのですが、最初は専門学校を出た後に民間の動物園で働いていました。何年か働いてから、プロダクションに誘っていただいて。飼育するのと人に見せるために対応するというのは全然違うので、興味が湧いて、じゃあ行きますとなったんです。

――猫と仲良くなる秘訣はありますか?

江上さん:猫は本当に難しいですよね。仲良くなろうと思ったらだめなのかなと思います。その子に合わせるというか。あまりガツガツ行くと引くので、この子はどんな感じかなって様子をみて、触ってほしいタイプだったら、触ったり抱っこしたり、そっとしてほしい子はそっとする。人が猫に合わせることが必要ですね。

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<TEXT&PHOTO/望月ふみ>
『ねこあつめの家』は4月8日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開中
配給:AMGエンタテインメント
(C) 2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会