11日、環球時報によると、ドイツメディア「ドイチェ・ヴェレ」が、かつて驚くべき購買力を誇った中国人消費者に変化が起きていると報じている。写真は中国の買い物客。

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2017年4月11日、環球時報によると、ドイツメディア「ドイチェ・ヴェレ」が、かつて驚くべき購買力を誇った中国人消費者に変化が起きていると報じている。

記事によると、中国ビール大手の青島ビールや、カップ麺の大手・康師傅の営業利益が大幅に減少している。原因は、競争が激烈になったことと、需要が伸び悩んでいることだという。

記事は、食品や衣類といった生活費や、映画などの娯楽にかける費用において、中国人がよりコストパフォーマンスを重視するようになっていると指摘。また、中国市場調査集団のアナリスト・Ben Cavender氏は「中国市場は依然として大きく成長する余地はあるものの、競争はさらに激しくなっている。比較的大きなブランドも困難な時期を迎えている。企業にはイノベーションとさらに潤沢な資金が必要だ」と分析しているという。

一方で、一部の分野では中国人消費者の財布のひもは緩んでいるようだ。特に李寧(リーニン)や安踏(アンタ)といったスポーツウェアを販売する企業は好調のようで、背景には健康を重視する消費者が増えていることが挙げられるという。しかし記事は、「第1四半期こそ好スタートを切ったが、ますます“ケチ”になる中国の消費者が今後も企業の頭を悩ませることになるだろう」と予想している。(翻訳・編集/北田)