パッケージは、鳥山明氏描き下ろし。(スクエアエニックスの発表資料より)

写真拡大

■国民的RPGの新作発売日がついに決定

 人気ゲーム『ドラゴンクエスト』の新作発売日が決定した。スクウェア・エニックスは11日、新作『ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて』を、2017年7月29日に発売すると発表した。ゲームをしたことが無い人でも知っているゲームといえば『ドラゴンクエスト』だが、今回はPS4とニンテンドー3DSの2つのプラットフォームにて発売。

【こちらも】「ドラゴンクエストミュージアムセレクションズ」名古屋パルコで開催

■今回はPS4と3DSでグラフィックに変化

 『ドラゴンクエスト11』は発売日だけでなく、すでにゲーム内容についても発表が行われている。今回の主人公は勇者の生まれ変わりで、16歳になって旅に出ることになる。彼は自分の出生を知るためデルカダールを訪れるが、そこで勇者は「悪魔の子である」という事実を知る。状況は一転して主人公は追われる身となり、自分を知るための冒険に出ることになる。

 『ドラゴンクエスト』がこの世に生まれてすでに30年近くたっている。その度にさまざまなストーリーが展開され、同じタイトルであるにも関わらず飽きることのないゲームとして生き残っている。また、『ドラゴンクエスト』は常にその時代の最先端ゲームでリリースされる傾向にあった。しかし、今回は新しい試みとしてPS4と3DSという2つのプラットフォームにて展開される。

 選ばれた2つのゲーム機は、世界的に売り上げを伸ばしているものと、日本で広く普及しているものの2つだ。もちろん、2つになったのはただ売れているだけではない。PS4では圧倒的なゲーム機のパワーを生かした広大なフィールドを表現し、3DSではドラクエらしいドット絵と3Dフィールドを再現。どちらもゲーム機の特長を踏まえた表現となっており、ファンならば共に見たくなる仕様となっている。

■オンラインゲームにはない「ドラクエ」の魅力とは

 最近では、スマートフォンのアプリゲームの勢いが止まらない状況となっている。また、人気PCゲームも、オンライン要素があるのが一般的となっている。

 この時代背景を考えると、1人でストーリーを楽しむドラクエは逆行しているようにも見える。前作『ドラゴンクエスト10』は、オンライン専用ゲームとして発売されたこともあった。しかし、従来のドラクエのような盛り上がりは見せず、むしろ「オンライン要素はいらない」という声も多く挙がったようだ。故人であるがドラクエユーザーとして知られる淡路恵子さんも批判した1人だった。

 もちろん、オンライン要素としての楽しみもあった。だが、それ以上にドラクエは「自分とじっくり対話できる」ようなゲームだと感じる。実際にプレイすると登場キャラクターに愛着が湧いてくるし、自分がその世界の物語の一部として組み込まれているな感覚を味わえる。こうした小説を読むような楽しみ方は、やはりオンラインでは味わえないものだろう。

 今回の『ドラゴンクエスト11』においても物語を1人で楽しむ従来のドラクエとなっている。今ではすっかりRPGゲームが減っているので、久々にドラクエを買って骨太RPGを堪能するのもいいだろう。