2016年10月の夜、渋谷にて世界最速公開され、日本のTwitterトレンドで話題をさらったポーター・ロビンソン(Porter Robinson)の『SHELTER』ミュージックビデオ。


それは誰もが思うミュージックビデオの域を越えた、映像アート作品だった。繊細な歌詞が綴る孤独と愛、断片的に散りばめられたストーリー、深く開放的な自然と、どこか懐かしくも遠く重い都市風景が交差する壮大な世界観。6分強という僅かな時間に、あらゆる要素が詰め込まれた『SHELTER』は、一瞬たりとも目が離せずに、良い意味で期待を裏切ってくれる。普段はアニメを見たり、ダンスミュージックを聴かないが、思わず『SHELTER』の完成度に見入ってしまい、そして日常の繁忙から開放された気分に浸った人は少なくないはずだ。





ミュージックビデオは、『ソードアート・オンライン』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など、数々のアニメ制作を手がけるアニメーションスタジオ「A-1 Pictures」が手掛けている。これまでも、幾つもの日本の制作会社や、日本人クリエイターたちが、海外アーティストのミュージックビデオやビジュアルを手掛けてきたはずだ。それが、なぜ今回、アニメーション制作のプロ集団であるA-1 Picturesが手がけたこのミュージックビデオは、ここまで世界で愛されるビデオとなったのだろうか?



『SHELTER』監督の赤井俊文さん、キャラクターデザインの河野恵美さんに加えて、プロデューサーの福島祐一さんへインタビューする機会に恵まれた。さらに、A-1 Picturesとポーター・ロビンソンが制作時にやり取りした膨大な設定資料を見ながら、制作陣三人のお話から、『SHELTER』MVが愛される秘密を探ってみた。


監督:赤井俊文
アニメーター、キャラクターデザイナー、演出家。
代表作に『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『マギ』(キャラクターデザイン・総作画監督)、『ココロコネクト』(キャラクターデザイン)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』等作画監督、絵コンテ、演出、原画など。最近では『GRANBLUE FANTASY The Animation』のキャラクターデザインとしても活躍中。

キャラクターデザイン:河野恵美
代表作に『アイドルマスター シンデレラガールズ』(総作画監督・作画監督)、『ビビッドレッド・オペレーション』(キーアニメーター)、『キルラキル-KILL la KILL-』、『ソードアート・オンライン』、『ワンパンマン』など原画で参加。今作にて、自身初のキャラクターデザインを担当。

プロデューサー:福島 祐一
A-1 Pictures所属。『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』『同級生』『アイドルマスター シンデレラガールズ』『四月は君の嘘』『ビビッドレッド・オペレーション』などのプロデューサーを担当


A-1 Pictures高円寺スタジオに飾られている、『SHELTER』ポスター/Photo by FUZE


ストーリーと映像も見応えがあって、繰り返し見てもらえる作品を作りたかった


― A-1さんに『SHELTER』制作のお話は、どのタイミングで来たのでしょうか?

福島:僕がアメリカのイベントにA-1のスタッフと一緒に行った時なので、2015年夏ですね。その時に「Crunchyroll」とうちの社長の話があって、そこで初めてポーター・ロビンソンのミュージックビデオの話を聞いたんです。アイデアレベルの話だったので、僕は「そうなんだー」となんとなく聞いていただけで、その場はただお茶飲んでいました(笑)。


そしたら、日本に帰ってきてからも、話が続いていて、社長から「お前がやれ!」と言われて引き受けたというのが、経緯です。


その時は『SHELTER』という曲は無くて。でも、ポーターが書いた映像の構成プロットが送られてきたんです。ミュージックビデオにしては尺が長いし、「何を、誰と、どう作ろうか」と考えていた時に、赤井さんが監督して、河野さんが絵を書くチームで、二人の純度の高い作品が出来るなら、新しいというか面白いものができるかなと思ったんです。二人に聞いたら、「やる!」と返事をもらえたことで、始まりました。



― 当初は、どんな映像をポーターはイメージしていたのですか?


福島:ポーターは最初、普通のアニメを作りたかったんだと思いましたね。TVや劇場用のアニメをイメージしていたのかなと。とは言え、楽曲があって、コンセプトとなるストーリーラインがあったので、僕たちから見たら「ミュージックビデオなのでは?」という双方の映像への認識を確認して、今の形に固まっていきました。ポーターが作ったストーリーを「こういう構成にしてみたらどうか」と、こちらから提案させて頂いたりもしました。大枠と内容は何も変えていません。映像尺に伴って、ボリュームを変えたほうがいいという提案はしました。


僕たちの狙いとして、構想の段階からミュージックビデオとしてもアニメーションとしても成立しつつも、ストーリーと映像も見応えがあり、繰り返し見てもらえる作品を作りたかったという狙いはありました。


― 赤井さんには、どの段階でお話がきたのでしょうか?


赤井:最初ポーターの企画書に書かれてたのは、『Divinity』のタイトルだったんですね。その曲を聴いて、これでビデオ作るのかなあと思っていたんですけど。それで、ミュージックビデオを作る機会は滅多に無いなと考えたんです。そこで作るなら、作画は河野さんにやってもらいたいと、福島さんには伝えました。河野さんがやらないと言えば、僕も引き受けないつもりでした。


― 河野さんは『SHELTER』のお話を聞いたときの第一印象はいかがでしたか?


河野:失礼ながら、ポーターさんのことを存じ上げなくて、調べるところからはじめました。スタッフ同士の1回目の打ち合わせで、ポーターサイドからたくさんの資料を頂けたのでそれを読みつつ、アイデアをゼロベースで考え始めました。その時には、作品の世界観はほぼ固まっていたと思います。


赤井:初めてA-1スタジオにポーターが来たその前日に、「話を円滑に進めたいから、ポーターの似顔絵を書いて下さい」って言われて。その時「え、僕ポーターの顔知らないよ」と思って、急いで家に帰ってグーグル画像検索して、描きましたね(笑)。福島さんは「ポーターはシャイですよ」みたいに言ってましたけど、画像やライブ映像を見たらすごいカッコよくて、抱いていたイメージと全然違いました。



― 『SHELTER』制作のコミュニケーションは、どのように日米間で進められたのですか?


福島:2015年12月に、まず初めに僕がポーターと会いました。その時は、絵の感じやストーリーの方向性とか、原作サイドと作品の向かうべき方向を決める打ち合わせをしました。そこでポーターからいくつかアイデアを汲み取った上で、赤井さんと河野さんにキャラクターの造形や部屋のデザインなど絵の資料を作成してもらいました。それをポーターに提案する形式のやり取りを1、2回繰り返した後、彼がまた日本に来ることになったので、そこで今度は赤井さん、河野さん、僕の三人でポーターと対面しました。


赤井:その時に、ポーターのイメージと、こちらのイメージが大筋で共有された気がします。会って話した時に、「これは絶対いれて欲しい」や「こういう感じじゃないんだ」とかが、もっと具体的に分かりました。


ミュージックビデオって、ただ見るだけのものや、抽象的なものが多いじゃないですか。だから、最初はそちら寄りのインパクト重視なものも考えていたんです。でもポーター本人が、ちゃんとストーリーがあるものを作りたいというイメージを持っていたことが大きかったと思います。


― 設定資料のやりとりが続いたということですね。


福島:僕がポーターから送られてきた資料に、日本語でこちらの意見を打ち直したりしました。「このシーンはこうしたほうがアニメーション的にはやりやすいかもしれないです」とか、「ここの尺はこれくらいの方がいいのではないでしょうか」など。でも、こちらの書く提案って、日本人が読む書き方が前提なので、英訳した時にニュアンスが変わりますよね。その辺は間に入って翻訳してくれた人たちは、大変だったのではないでしょうか。


赤井:日本語の万能性を感じましたね(笑)。



― 他には設定段階では、具体的にどんな作業があったのですか?


河野:ポーターから凛のキャラクターを引っ張り出す作業を続けました。こちらが出したアイデアの途中途中でイメージを投げかけて、これは良いけれどこれは方向が違うかな、みたいなやり取りの中で、彼に取捨選択をしていただく作業でした。最終的には、髪や目の色までポーター本人から出てきました。


赤井:「服の色、Photoshopでいじりました」みたいなメッセージが付いて、ポーターから返信来たこともあります。「Photoshop慣れてなくて、ごめんなさい」とかも書いてありましたね。本人のコメントを翻訳したものなんですけれど。それから、部屋はかなりこだわりましたね。二転三転して、最初のイメージに戻ってます。最初はIKEAや無印のように、シンプルなデザインだったんです。そしたら「前のMVと若干被る」と言われて(笑)。それからまた変更になったんです。



赤井:あとは、最初に渡されたお父さんのイメージが、三国志の武将みたいなおじいちゃんで。何のキャラか分からなかったんですけど、自分たち全員でとりあえず「将軍」って名付けました(笑)。このデザインはさすがに...と、ざわめきましたよね。何かと思ってたら、表情だったんですよ。にこやかな表情がポーターの頭の中にあったんですよ。


「凛」プロトタイプは沢山作りましたよ。週一で河野さんが沢山描いてきたラフの中から「このデザインがいいね」と数点をポーターに投げて、「もっとこうしてほしい」と返信が届くやり取りを結構繰り返し続けました。


福島:河野さんすごい大変だったんじゃないかと思うのですが?



河野:この段階は、まだそこまで...(笑)。ポーターが望んでいたのが、日本のアニメということもあり、またポーター本人が深夜アニメが好きなこともあって。ですので、造形はそれに近いものですね。


― かなりポーター本人が細かくイメージしていた印象ですね。


赤井:設定の作業は長かったですね。ポーター本人がイメージをたくさん持っていて。例えば、原宿系の女の子が好きって言っていたり。資料に「アホ毛は無くていいです」と書いてあって。アホ毛って知ってるんだと、びっくりしましたね。



― ここまでストーリーがあって、音楽と調和があって、音楽とアニメファン両方にアプローチできた作品は前例がないと思いますが、反響を呼んだ要因は何だと思いますか?


福島:僕がアメリカに行った時、ポーターについていろいろ教えてもらったんですけれど、結果から言うと、想像以上でした(笑)。彼の認知度とか、日本で何かやることとか含めて。どのくらいの波及度合いがあるか、メインをどこに向けていくのかなど、全然予想出来ないなと思っていました。


それで、彼の曲とその曲の映像がうまく融合すれば、結果的に両方に対して広く反響があるのではと思い始めました。結果として、赤井さんと河野さんがポーターの意向を汲んでくれたからですけど、ストーリーが曲と親和性の高いものになっています。海外のアーティストと組まさせて頂いた今回、言葉は違えど、提案したものに対してクリエイター同士なので、リアクションを出してくれます。ですので、クリエイティブな側面からは、赤井さんと河野さんとポーターが積み上げていったものが形になってくれたおかげで、アメリカや英語圏、日本など国籍やジャンルを問わず響いたのかなと思っています。


ポーターはアニメ好きなだけじゃなくて、アニメ業界にリスペクトがある


― 普段のアニメ制作と、『SHELTER』制作の面で違いはありますか?


赤井:せっかくのミュージックビデオなので、アニメじゃやらないことをいくつか入れさせてもらいました。いわゆるオシャレ系なミュージックビデオを作ることは止めようとは思っていました。ある意味、普通に見れるものが作りたかった。曲を流しながら見れる映像が良いなあーと考えていました。


福島:アニメーション作りの枠組みを出た感覚はありませんでした。その中で、普段やらないことをやったり、どうやって面白く出来るのかという要素をより考えさせて頂いたという感じです。海外アーティストとコラボするから特殊な感じだったということは特になかったですね。



― つまりは、当初から曲と映像が始めからマッチしていたのですか?


福島:実は、映像を構築していくと尺の都合上、曲が足りないということになったんです。ポーターが曲を再アレンジする、という作業がありました。最初、赤井さんに作ってもらった絵コンテに曲を簡易的に入れて本人に見せたんですね。その中で、『SHELTER』の曲に合わせた絵のタイミングがいくつかあったんです。そういう絵と音を併せたら、曲が足りなくなってしまって。


赤井:元々の尺が4分位なので。だから、後半が全然足りないぞと。この絵にこの曲がこのタイミングで欲しいから、9秒間を繋いでもらえないか?と相談したんです。そしたら、実はポーターがその日の打ち合わせのためにピアノバーションを作ってきてくれていて、その場でピアノバージョンの編集とつなぎを作って入れてくれて。「さすがポーター」とみんな声を揃えて言いましたね。


福島:そもそも完成曲が届いているのに、尺の部分で相談させて頂くという事事態が珍しいというか。


― 原作者に対して原作を変えてくれと。


福島:そしたらポーターが、会議室ですぐ曲をいじり始めて。そこで出来たのが最後のピアノバージョンなんです。最終的なミックスは、ポーターが帰国してから調整してくれました。特に、最後の辺りの過去回想に近いパートを、結構ポンポンと点描的に見せようと思っていたら、ポーターが「ここはもっと尺を取ってほしい」と連絡がきて(笑)。そしたら、もっと曲の尺が足りなくなりますよ、と伝えたりしました。そこから急遽尺を伸ばした映像を作って渡して、それで曲の長さを再度調整してもらったりもしています。


そういう意味でも、国内外を通じて、アーティストの方の楽曲を頂いてからこういう曲の編集などを再度相談するということは滅多にない事だと思うので、ポーターの対応を見て、良い物を作りたいという真摯な気持ちが伝わってきました。


赤井:ポーターはアニメ好きなだけじゃなくて、アニメ業界にリスペクトがあるんですよ。本気で作りたいと熱意が向こうにありましたから。


― 業界へのリスペクトとは具体的には?


福島:ポーターは、アニメを作る工程を経験したいという想いが、彼の中で大きかったと思います。ですので、ポーターからは赤井さんや河野さんが上げてくる提案に対して、「皆さんがそう思うなら、そうしてください」、「ここはもう少しこうしてください」などやり取りをしながら、制作サイドとディスカッションした上で、アニメーションを作るA-1とクリエイターに対してリスペクトしてくれていることが感じられました。逆に、僕らもポーターが何を本当にやりたいのかを聞き出して、ポーターを含めたチームとして作品を作っていきました。


赤井:ポーターも忙しいので、返信に時間がかかる時もありました。ですが、返ってきた時は、しっかり手を入れてくれていたので、こちらの提案に中身までちゃんと見てくれているんだなとは思っていました。


河野:ずっとスタッフに気を使って喋ってくれましたよね。


赤井:アフレコにも来てましたよね。三澤紗千香さんの時もスタジオ入ってましたよ。SEのダビングにも出てましたね。ポーターがすごい音を聴けるから、現場で「半音上げてもらったほうが気持ちいい」とか指示を出してくれて、効果さんがドキドキしていた。「自分でやって」とか冗談で言ってたりしたけど、ポーターはその仕事は専門の方の判断に最後はおまかせするみたいなやり取りでした。



― では、制作進行は滞りなく進んだのですね?


河野:設定のやり取りを重ねた分、制作時間がどんどん削られていって。当初は1月に始めて4月末に終わろうと考えていたんです。ですが、4月に入っても現場が全く動いていない状況でした。ですので、こちらで意見を聞く部分と、進める部分を決めて、途中からは「こちらを信じて進めさせてほしい」みたいになっていきました。それに、一人で全部描くのは初めてでしたので。


赤井:制作は5カ月くらいで、完パケは10月半ばでしたね。正確には、渋谷公開前の2日前です。河野さんひとりでやりきったんで、それは凄いなと思ってます。ここは太字でお願いします(笑)。


どれくらい人が来るか想像出来ないぞ...?


赤井:基本、絵が一番大事じゃないですか、ミュージックビデオって。そこがどう人に見られるかは、絵を描く人が一番気を使いますし。プレッシャーだと思ってましたけど、「いいデザインですし、大丈夫ですよ」って河野さんには伝えてました。


例えば、後半の凛の回想に出てくる家。あれはイメージを固めて、こういう風にしようと決めたところで、最終的には描く河野さんにおまかせでした。普通のアニメのように、何度も同じシーンを繰り返すことが無いので、場面場面だけで作っていこうという進め方になっています。ですので、河野さんにおまかせした部分が大分多くなりましたね。



― 見る人からの反響がこれほどまで高まると、制作過程の段階から手応えはありましたか?


福島:渋谷の公開まで、どうなるのかは想定していなかったです。渋谷に集まってくれた人の多さにびっくりしました。「見に行きましょう!」とイベント的に捉えて行ったはいいですが、どれくらい人がいるものなのか想像出来ないぞ...?と、結構内心ドキドキしていました。結果的ですが、あれだけ人が集まって、YouTubeの再生数も勢いがかなり良かったので、ポーターに「ありがとうございました、お疲れさまでした!」と伝えさせて頂きました。ポーターも喜んでくれていたので、良かったという感じですね。


赤井:こんな大勢の人に見られるなんて、思ってもいませんでしたし、最終的にはポーターが喜んでくれればいいなと思って作ってたので。だから、見てくれるファンももちろんですが、ポーターがどう思うかを意識してましたね。


福島:実は、『SHELTER』制作の最中は、作ったその先はあまり考えていませんでした。普通アニメを作る時は、原作があれば原作ファン、コンテンツのファン、視聴者のように受け手をイメージできるんですが、今回の場合、まずポーターにどう納得してもらえるかを第一に考えてずっと進めてきたところがみんなありました。だから、世に出てどうなるかは、渋谷で公開が決まった頃から考え始めましたね。




『SHELTER』でやりたかったのは、トライアル・アンド・エラーをやろうということでした


― 6分ほどの長さですが、内容は普段のアニメと比べても遜色ない印象を受けました。逆に、どのような点がミュージックビデオだから実現できましたか?


赤井:僕のこだわりは、あまり説明臭くなっていないところでしょうか?元々セリフが本編中は無いので、普段のアニメのように、順を追って場面が切り替わって全体が分かるというよりも、繰り返し見てもらってどんどんイメージを膨らませることを考えました。絵で見えない部分は、何度も見て見る人がイメージをひろげられるようにしようと思って作りました。そこはミュージックビデオならではな気がします。YouTubeで流れるとも聴いていましたし。それに、海外のDJのミュージックビデオはリピートで再生する人も多いと思いましたから、繰り返し見てもらう人は意識していました。


福島:この『SHELTER』でやりたかったのは、トライアル・アンド・エラーをやろうということでした。いろいろ試してみて映像を考えてやっていくしかないかなという手探りな時期もありました。試す場や機会を増やして考えたり、悩んだりしていかないと今までより、、もう一段上の質の高い映像には辿り着けないだろうなと感じていたので。それに挑戦できる環境で今回やらせてもらえたのは非常に貴重な経験になったのではないかと思っています。感謝しています。


これくらいの尺で、このボリュームの映像だと、赤井さんと河野さんに全部チェックしてもらい、手を入れてもらえ、1カット1カットこだわってやれるのかなと。例えば色でも通常だと1シーンごとに色指定をするのですが、今回は1カットずつに色を提案できたりしたので。1カットに手を入れてこだわってやれる。そういう映像を今回、赤井さんと河野さんには作ってもらいたいという狙いと想いがありました。


河野:作業していて、贅沢だなあと思っていました。シーンごとに、これやっても大丈夫かな?とも思ったりしていました。でも私、福島さんの狙いの話、初めて聞きました(笑)。


ポーター・ロビンソン&マデオン『シェルター:コンプリート・エディション』

2017年2月<シェルター・ライヴ>来日を記念し、ポーター・ロビンソン&マデオンそれぞれの代表曲や貴重リミックスを収録したCD、「シェルター」ミュージック・ビデオを収録したBlu-ray、そしてミュージック・ビデオに登場するキャラクター・凛の絵柄の巨大フラッグを封入した、超豪華パッケージが日本独自企画盤にて登場。

アーティスト: ポーター・ロビンソン&マデオン (Porter Robinson and Madeon)
タイトル: シェルター:コンプリート・エディション
リリース日: 2017年2月15日
レーベル: SMJ
URL: SMJ、Amazon

トラックリスト:
ディスク:1
1. シェルター
2. シェルター (マット・ゾー・リミックス)
3. サッド・マシーン
4. ユアー・オン feat. カイアン
5. フリッカー
6. ペイ・ノー・マインド feat. パッション・ピット
7. ナンセンス feat. マーク・フォスター
8. ディヴィニティー feat. エイミー・ミラン
9. ホーム
10. グッバイ・トゥ・ア・ワールド
11. フリッカー (マット・ゾー・リミックス)
12. ペイ・ノー・マインド feat. パッション・ピット (YASUTAKA NAKATA' CAPSULE' REMIX)
13. フレッシュ・スタティック・スノウ (ラスト・アイランド・リミックス)
14. ユアー・オン (オリヴァー・リミックス)
15. シェルター (ピアノ・ヴァージョン)

ディスク:2
1. 「シェルター・ジ・アニメーション」ミュージック・ビデオ収録




『SHELTER THE ANIMATION COMMENTARY BOOK』



『SHELTER』のMVは、どのように作られたのか?その映像化への制作過程を紹介した公式ガイドブックが登場! 赤井俊文監督、キャラクターデザイン河野恵美、アニメーションプロデューサー福島祐一による解説や、三人のインタビュー対談を掲載。ビジュアルストーリー、設定・原画・背景画ほか、膨大な資料の一部と共に、メイキングのプロセスを300ページを超す大ボリュームで紹介します。

商品名:「SHELTER THE ANIMATION COMMENTARY BOOK」
サイズ:A4 フルカラー
価格:¥2,500+税
発売:A-1 Pictures
発売日:2017年4月16日(日)予定 ※電子書籍のみ、予約受け付け中。
ストア:電子書籍・電子コミックストア Reader Store
詳細:A-1 Pictures