子どもがくしゃみや鼻水、咳をすることは、即ち子供に免疫力があるということ(AFP提供)

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 子どもがくしゃみや鼻水を出したり、咳をしたりすると、多くの親は風邪だと思って病院へ連れていきます。実は、くしゃみや咳は体内に侵入した異物(ホコリを含む)を体が外へ追い出そうとする生理現象の一つで、風邪ではないことも多々あるのです。

 くしゃみが出るとすぐ医者にかかり、抗生物質や抗ヒスタミン剤を服用する人がいます。薬は直接気道に入るため、免疫システムが破壊され、長期間続けると喘息にかかりやすくなったり、逆に風邪が長引いてしまう可能性があります。

 また、アレルギー反応を風邪とみなして、炎症を鎮める抗ウイルス薬が処方される場合もあります。しかし、この類の薬は人の身体を冷えさせ、却って風邪にかかるようになるのです。更に、アレルギーも治りにくくなり、悪循環に陥りかねません。

くしゃみをするときは、ハンカチなどを使って
口や鼻を抑えること(Fotolia(攝影: Sharon Barnes / Fotolia)

 子どもにくしゃみや鼻水、咳などの症状が現れた場合は、どのような処置をすればいいのでしょうか?

 ’鯏鬚鮠量ずつ飲む。

 ➁お粥の汁を保温容器に入れ、さらにその中に白ネギと生姜、少量の氷砂糖を入れ五分間蒸らしてから少しずつ飲む。

 ,➁は、いずれも免疫力を高めることができます。

 3〜4日間経っても症状が良くならない場合は、医者に見てもらえばいいでしょう。普通の風邪なら、人間の自然治癒力で7日間前後で治ります。

 実は、マイナス思考の人はくしゃみや咳が出ると、無意識のうちに体の具合が悪いと思い込むことがあります。このような人はアレルギーに罹りやすい傾向があるので、活力を与えたり励ましたりすることが必要です。「病は気から」という言葉がありますが、実際そうなのかもしれません。

 また、朝起きるとくしゃみが出る人がいます。それは布団の中の温度と外の気温の違いによって引き起こされた現象です。朝起きたとき寝たままの状態で、両手の人差し指を36回速くこすり合わせて、次に鼻の形に沿って36往復マッサージをすると症状が軽減されます。またはシャワーの後でも良く、毎日続けることをお勧めします。

 さらに、普段から生薬を煮て、お茶として飲んだり、食事に取入れたりするのも良いと思います。アレルギー体質の人は、気道や胃腸が比較的弱いので、長期的な保養が必要です。黃耆(おうぎ)、枸杞(くこ)、山藥、西洋人参、党参(とうじん)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、白朮(びゃくじゅつ)などから、毎回2〜3種を選ぶと効果的です。体が痩せ気味の人は、サツマイモやジャガイモ、山薬を摂ることをお勧めします。

 一方、鼻アレルギーやアレルギー体質の人は、牛乳や甲殻類、シーフード、タケノコ、かぼちゃ、マンゴー、冷たい飲み物などを控えたほうがいいでしょう。 

 夜更かしをやめて生活リズムを正し、食事にも気を配り、簡単な運動を合わせれば、アレルギー症状は改善します。

(翻訳編集・淳萌)

温嬪容医師:台湾の中医師。20年以上の医療経験があり、現在、台湾台中市西区で診療所を開設している。