ファッショナブルイースターの4人のファッションアーティスト

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東京ディズニーシー(TDS)で、2017年4月4日(火)〜6月14日(水)の間、春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」を開催しています。

【写真14枚】TDS「ファッショナブル・イースター」アーティスト フォトギャラリー

2年ぶりに戻ってきたハーバーショー「ファッショナブル・イースター」は、東京ディズニーシーの4つのテーマポートから、新しいイースターのコスチュームに身を包み集まったディズニーの仲間たちと、個性あふれるファッションに身を包んだアーティストたちによる、おしゃれで華やかなショーです。

そんな個性が強すぎ…もとい、あふれるファッションアーティストたちをひとりずつ主観いっぱいで紹介します!

美しく洗練されたモチーフが特徴! 「アールヌーヴォー」ファッション

東京ディズニーシーのテーマポートのひとつ、アメリカン・ウォーターフロントのファッションアーティストのグローリア・デ・モードのデザインテーマは「アールヌーヴォー」です。

流れるような曲線美が特徴の、 美しく洗練されたファッションが彼女の持ち味です。

「ファッショナブル・イースター」では、ミッキーマウス、ミニーマウスと一緒にデザインしたコスチュームをお披露目しています。

輝くブロンドの髪にゴージャスなボンネットを被り、オレンジ色の華やかなドレスを着た美しい女性です。

グローリアの名前は英語の「グローリアス」、つまり「栄光」や「輝かしい」という意味から由来していると思われます。

2年前の「ファッショナブル・イースター」でのグローリアは、他のアーティストたちを嫌そうな顔で「その他3名」と言い切ったり、「所詮あなたたち三人は、この私の引き立て役でしかないのよ! 」と罵ったり。

自分勝手でワガママそうな面が目立ちましたが、2017年の「ファッショナブル・イースター」でもそれは相変わらずです。

自分の台詞の途中で、他のアーティストが割り込んでくると、頬を膨らましてむくれたり、腕に巻いているストールを不満げに振り回したり。

自分以外のファッションの紹介の時もちゃんとダンスを踊っているので、2年前に比べて協調性を少しは身につけているようです。

高飛車に見える彼女ですが、他のアーティストのダンスを戸惑いながらも踊る姿や、ミッキーやミニーたちとステージの上で会った時の嬉しそうな笑顔を見ると、ちょっと不器用なだけのかわいらしい女性なんだな、と思います。

ちなみに私の最推しです。

ポップ! ポップ! ポップ! 明るく楽しい「アクアポップ」ファッション

マーメイドラグーンのファッションアーティスト、P.A.オーシャン・シーマリンのデザインテーマは、アートと海が融合したカラフルでポップな「アクアポップ」です。

かわいい海の仲間たちがモチーフの、アートと海が融合したカラフルでポップなファッションです。

「ファッショナブル・イースター」では、チップ、デール、クラリスが「アクアポップ」のテーマのコスチュームを着ています。

このファッションアーティスト、P.A.オーシャン・シーマリンは、「僕のことは気軽にオーシャン、あるいはオーちゃんって呼んでね! 」と言ったり、ポップという言葉を何度も使ったり、明るく楽しい男性です。

名前のP.A.オーシャンの由来は、太平洋(Pacific Ocean)から来ていると思われます。

シーマリンは言わずもがなですよね、すごく海海しい名前です。

2年前は「この広がる海と大空にふさわしいのは、誰がどう見たって僕のアクアポップしかないじゃないか! ポッポッポーップ! 」と独特な笑い方で他のアーティストたちを煽っていました。

2017年の「ファッショナブル・イースター」でもだいたいのことをポップにしてしまう彼は健在です。

軽やかでまさにポップ! な彼のデザインするファッションは必見です。

現実と幻想が織りなす、神秘に満ちた自然がテーマ! 「マジックリアリズム」ファッション

ロストリバーデルタのファッションアーティスト、カルロッタ・マリポーサのファッションテーマは、豊かで神秘的な自然をモチーフにした「マジックリアリズム」ファッションです。

「ファッショナブル・イースター」では、グーフィー、マックス、ホセ・キャリオカ、パンチートが「マジックリアリズム」のテーマのコスチュームを着ています。

「マジックリアリズム」という言葉をはじめて耳にする方も多いかもしれませんが、これはカルロッタによる造語ではなく、れっきとした芸術表現技法のひとつだそうです。

幻想的な蝶のモチーフに、ロストリバーデルタの深い森をイメージしたリアルな葉のような緑の衣装は、まさに「マジックリアリズム」、つまり魔術的な要素と現実的な要素の融合したファッションです。

ちなみにマリポーサとはスペイン語で「蝶」を意味し、カルロッタは蝶の片羽根を模したマスクをし、彼女のデザインしたファッションにも至るところに蝶のモチーフがあしらわれています。

神秘的なロストリバーデルタにぴったりのファッションテーマですよね。

そんな彼女ももちろんミステリアスな女性ですが、なぜかパンチートのフルネームを呼ぶことに強いこだわりを持っています。

2015年も2017年も、スチームパンクに対して「錆臭い機械文明」と言ったり、やはり自然と機械は相入れないのか当たりが強いのが見ていて面白いです。

時代は俺が作る! 機械仕掛けの「スチームパンク」ファッション

四人目のファッションアーティスト、ヒューゴー・ベルジュールはミステリアスアイランドのファッションアーティストです。

「ファッショナブル・イースター」では、ドナルドダック、デイジーダック、スティッチ が「スチームパンク」のテーマのコスチュームを着ています。

ちなみにミステリアスアイランドにあるアトラクション、「海底2万マイル」の原作者の名前はジュール・ヴェルヌなので、彼のベルジュールという名前の由来はここからきていると思われます。

そしてなんとこのヒューゴー、14年間もミステリアスアイランドにこもっていたというので驚きです。

そのせいなのかわかりませんが、ショーの序盤と終盤で性格がガラリと変わっています。

2015年の「ファッショナブル・イースター」では、他のアーティストのファッションを「オードブル」、自分のファッションが「メインディッシュ」と言い切ったと思ったら、ショーの終盤では「生きてるって素晴らしい! 」とまるで人が変わったようでした。

2017年でも、最初はキリッとしていたのですが、ショーが終わるころには誰よりもしょんぼりしていたり、人と触れ合うことが大好きなのが隠しきれてないのが見て取れます。

「時代は俺が作る! 」など、力強い台詞を言う男性ですが、デイジーのかわいらしい衣装も彼が作ったのかと思うと、そのギャップも彼の魅力のひとつですよね。

強烈な個性のアーティストたちが、互いを認め合っていく!

もう十分お気づきかと思いますが、「ファッショナブル・イースター」のファッションアーティストたちはそれぞれだいぶ性格がアレです。

個人的な見所は、「自分のファッションが一番」と4人でお互いを煽り合って高笑いするシーンです。

あの優しいミッキーにすら、「この人たち、やっぱり自分が一番だと思ってるみたいだね」と言われてしまいます。

そんな「自分が一番! 」な彼らが、お互いの個性を認め合っていく「ファッショナブル・イースター」は本当に素晴らしいショーです。

ぜひ東京ディズニーシーで、春しか会えないこの素晴らしいファッションアーティストたちによる、最高のファッションショーを堪能してください!

撮影 / YOSHI

©Disney