旅行に行けない友人の代わりに同姓同名の見知らぬ男性を招待したグループ(出典:https://www.facebook.com/joe.mcgrath.95)

写真拡大

参加したほうも招待したほうも互いに勇気がなければ成り立たなかったであろう、“奇妙な旅行”がこのほど成立した。旅行グループのメンバーが、不参加になったメンバーの代行者としてSNSから全く見知らぬ同姓同名の男性を見つけ出し旅行に招待したのである。英紙『Daily Record』などが伝えている。

ネイサンさんという男性の30歳を祝うためにサプライズとして企画したマヨルカ島への旅行。しかしながら参加者の一人ジョー・マックグレースさんが行けなくなってしまった。すでに飛行機やホテルも予約済みだった英ブリストルからの男女メンバー10人は、風変わりな案を思いついた。

それは、ジョーさんと同姓同名の男性をFacebookで探すことだった。メンバーの一人であるダンさんという男性からいきなり連絡を受けて、ストックポートに住むジョー・マックグレースさんが驚いたのは言うまでもない。

「やぁ、ジョーさん。飛行機もホテルも既に手配済みだったら、僕たち見知らぬメンバーと旅行する気はある? 実は僕たちの友人であるネイサンの30歳の誕生日に、マヨルカ島での短期ホリデーをサプライズすることにしたんだ。でも残念ながら友人のジョーが不参加になってしまったんだ。」

見知らぬ人からの旅行の誘い。しかも“ジョー・マックグレース”の名で予約済みだという。当初、ジョーさんは「これは本当のことなのか」と訝しく思った。しかし「こんなことは二度と自分には起こらないだろうから」と思い、間際ではあったが勤務先であるマンチェスターのラジオ局の上司から休暇の許可を得てグループに飛び込み参加することを決心した。

4月1日の夜、ジョーさんはブリストル空港で総勢10人のメンバーと初めて会った。しかし彼らと会った瞬間にジョーさんの中で不安が楽しみへと変わったのだろう、マヨルカ島への3泊の旅行を経た後ジョーさんは「みんなとてもいい人ばかりで4日間楽しくて眠れなかったよ」と話している。

6日にジョーさんは自身のFacebookにみんなと一緒に撮った記念写真を投稿している。真ん中に立ちポーズを取るジョーさんは、周りがこの日初めて会ったメンバーとは思えないほど打ち溶けた様子だ。そしてこの旅行をきっかけに、見知らぬメンバーはジョーさんの良き友人となったようで「最高の友達ができた!」とジョーさんは大喜びだ。

ジョーさんは「この話を信じてもらうために」と格安航空会社ライアン・エアーの搭乗券のスクリーンショットをツイッターにも投稿している。信じがたい、そしてクレイジーな出来事が起こったことを知ったユーザーは「いいね、こういうの」「俺もきっと招待されたら行くかな」「旅行、楽しめてよかったね!」といった声を寄せている。

出典:https://www.facebook.com/joe.mcgrath.95
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)