10日、韓国・SBSテレビは、米国が北朝鮮への攻撃を準備しているとする「4月末の朝鮮半島危機説」が広まっていることについて、韓国国内での受け止めを報じた。資料写真。

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2017年4月10日、韓国・SBSテレビは、米国が北朝鮮への攻撃を準備しているとする「4月末の朝鮮半島危機説」が広まっていることについて、韓国国内での受け止めを報じた。

現在韓国に滞在中の米国人は約30万人に上る。米国が北朝鮮を攻撃すれば北朝鮮が韓国を攻撃する可能性が高いため、米国は自国民30万人を先に避難させなければならないが、これには韓国政府の協力が必要だ。また、米国が朝鮮半島で軍事作戦を行うには米韓合同の作戦になるが、韓国大統領の同意なしに韓国軍が動くことはできない。これらの状況を踏まえ、韓国の外交消息筋は、米国が北朝鮮を先制攻撃する可能性は非常に低いと判断している。

一方、韓国国防部報道官は定例記者会見で、最近の状況について「4月に金日成(キム・イルソン主席)の誕生日、また朝鮮人民軍創設記念日などいくつかの政治日程があるという点と、北朝鮮の追加核実験やミサイル発射など戦略的挑発が可能であることを念頭に置いて、北朝鮮の挑発を抑制し、挑発に対する万全の態勢を整えている」と述べた。

毎年、3月から4月にかけての米韓合同軍事訓練・演習は今年も行われているが、今年は米国の動きが例年と異なるとする見方が出ている。米新政府発足後、トランプ大統領が北朝鮮に対する警告を繰り返しており、実際の行動につながる可能性を示唆する分析も相次いでいる。レックス・ティラーソン米国務長官は、7日(現地時間)米中首脳会談後の記者会見で「中国が米国と連携できない場合、米国だけの独自の計画を立て、それを行う準備ができている」と述べた。米国側は、独自の計画に「軍事的措置」も含まれていることを明らかにしている。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「金正恩(キム・ジョンウン)体制も長くなさそうだ」「本当に戦争になるんだろうか?」「確実なことは、戦争が起きて損害を被るのは、朝鮮半島だけということ」「韓国の同意なしでも米軍は北朝鮮を攻撃するだろう」「こんな状況なのに、韓国の検索ワード1位はアイドルの名前だ」「韓国に外交力ってあるのか?」「北朝鮮のない世界で生活したい」など、さまざまな意見が寄せられた。(翻訳・編集/三田)