中国東部・浙江省義烏へ向けて、英ロンドンの東に位置する貨物港ロンドン・ゲートウェイを出発した貨物列車(2017年4月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】英国と中国を結ぶ初の貨物列車の復路第1便が10日、英ロンドン(London)を出発した。

 全長約600メートル、全32車両の貨物列車は、ウイスキーやソフトドリンク、乳幼児用品などを積んで広大な貨物港ロンドン・ゲートウェイ(London Gateway)を出発。中国東部沿岸の浙江(Zhejiang)省義烏(Yiwu)へ向かった。

 この列車は、中国が掲げる現代版シルクロード構想「一帯一路」の一環で、1月18日に中国から衣料品などを積んで到着した往路便と同じく1万2000キロを18日間かけて走破する。鉄道輸送は航空輸送よりも安く、海運よりも速いため、物流企業は新たな中間的選択肢を手にすることになる。

 欧州連合(EU)を離脱することで独自の貿易協定を自由に結べるようになる英国にとって、中国との貿易強化は最優先事項だ。英国政府は初めて中国へ向かうこの輸出用列車を、EU離脱後の貿易関係を再編する「グローバルブリテン」計画の一環だとして称賛している。
【翻訳編集】AFPBB News