2本のPKのピンチを凌いだ西川。敵地でのミスを取り返すパフォーマンスだった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[ACLグループステージ4節]浦和 1-0 上海上港/4月11日/埼玉

 ホームスタジアムで浦和の守護神が魅せた。

 1点をリードして迎えた64分、柏木が相手キーマンのオスカールを倒してしまい、PKを献上。このピンチに、GK西川が燃えないはずがなかった。
「アウェーで不甲斐ないプレーをしてしまって、絶対に取り返すという強い気持ちで臨んだ」

 そう語った守護神は、キッカーのオスカールのシュートを読み切って、見事に右手でセーブ。大ピンチを切り抜けた。

 さらに75分には、槙野がペナルティエリア内でハンドの反則。しかし、西川は動じず、最後までゴールライン上でオスカールのシュートモーションを観察すると、最後は焦れたオスカールがクロスバーの上に大きく外してしまった。

 3月15日の上海上港とのアウェー戦では、自らのミスキックを発端に痛恨の追加点を献上してしまった。自身のミスがなければ、あるいはドローで終えていたかもしれない。それだけに、ホームゲームに懸ける決意は強かった。

「絶対にサポーターのみなさんを笑顔にしたいと思っていた。特に後半はサポーターのみんなの声援がすごいパワーになりました」
 代表でも正GKの座を奪われ、観戦していたハリルホジッチ監督の目前でアピールしたい気持ちもあったはずだが、まずはサポーターからの信頼を取り戻すことを胸に刻んでいたはずだ。

これでリーグ6節の仙台戦に続き、公式戦2試合連続の無失点ゲーム。西川は、「これを継続するというのがまた難しい。この後の試合もしっかり戦いたい」と意気込んだ。 

【ACL浦和 1-0上海上港】ラファエルシルバが先制ゴール。GK西川がファインセーブ連発し勝利に貢献