7日、韓国・女性新聞によると、スターバックスコーヒーコリアが店内マナー向上キャンペーンに使用したイラストの絵柄が女性嫌悪的だとして波紋を呼んでいる。写真はスターバックスコーヒーのマーク。

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2017年4月7日、韓国・女性新聞によると、韓国でコーヒーチェーンを運営するスターバックスコーヒーコリアが店内マナー向上キャンペーンに使用したイラストの絵柄が波紋を呼んでいる。主に女性客をターゲットとしているはずのスターバックスが女性嫌悪的な表現を使用したというのだ。

問題のイラストは、1月から実施中のマナー向上1次・3次キャンペーンで使用されている、迷惑客の具体例を描いたもの。1次キャンペーンでの「席の利用マナー」を呼び掛けるイラストでは、1人で2つのテーブルを独占する若い女性のせいで座れず困り顔の客が、3次キャンペーンでの「ペット同伴お断り」を呼び掛けるイラストには、犬を連れた女性客に周囲の客や店員が困った様子が描かれている。ともに迷惑客は女性だ。一方、2次キャンペーンは迷惑客についてではなく「不要なレシートは個人情報保護のためお持ち帰りを」とする内容で、男性客が描かれている。

韓国のスターバックスの売り上げは20〜30代の女性客が全体の60%を占めるだけに、インターネット上の掲示板ではこれに「キャラクターをあえて女性にする必要があったの?」「女性客は商売の役に立たない邪魔な存在と見なされている」と批判が集中した。また、ある20代の会社員が「スタバといえば女性雇用や男女平等の文化醸成のため努力している企業、と良いイメージだったのに、女性嫌悪の表現を公式キャンペーンで堂々と使用していることに驚いた。改善されないなら不買運動をする」と話したように、不買運動の兆しも見える。

スターバックスの広報チーム関係者は取材に対し、「女性という特定の性別を意図してキャラクターを描いたわけではない。多様性を認め、固定観念を改善するよう努力する」と答えているが、スターバックス側は批判は認識しつつも、公式の対応は特に行っていないという。

これについて韓国のネットユーザーの反応は「スタバは女性客を失ってもいいんでしょ」「意図的に女性を悪く言うのなら利用しない」「最初から性別が分からない絵にすれば良かったのに。大多数が女性客なのを知っていながら…」とスターバックスに対して疑問を投げ掛ける声もあれば、そうした意見に対し「大多数が女性客=大多数の迷惑客が女性、と答えが出ているじゃないか」とネット上での応戦もあった。

また昨年、スターバックスで軍人にコーヒーの無料提供イベントを行ったところ性差別論争が起こったことに関連し「お金のない男たちは行けない、あのスタバね」「男は無料じゃないと行けないでしょ」と男性に皮肉たっぷりの声や、「某チェーンカフェに行けばスタバ1杯の価格で2杯飲める。みんなそっちへ行けばいい」とのコメントもあった。(翻訳・編集/真)