昨年12月9日のNMB48劇場で薮下柊の18歳を祝う生誕祭が行われた。劇場には多くの薮下ファンが集まり盛大な生誕祭となったが、ここで、NMB48から卒業することを本人が発表。薮下は、まさに人気が上がり始めていた時期だっただけに、まさにサプライズな発表となった。薮下は2011年12月に3期生としてNMB48に加入し、翌12年8月に発売された5thシングル『ヴァージニティー』で初選抜。昨年のAKB48グループシングル選抜総選挙では39位という人気メンバー。

卒業発表から約4ヶ月が経ちついに「薮下柊卒業コンサート〜いつまでもしゅうの笑顔を忘れない〜」と題した卒業コンサートが大阪・オリックス劇場で開催する運びとなった。

最後のコンサートは『アーモンドクロワッサン計画』からスタート。この曲は、3期生を中心に結成された当時のチームB兇初めて歌ったオリジナル曲であり、その旧チームB兇暴蠡阿靴討い震下にとって絶対的な曲である。しかも「NMB48リクエストアワーセットリスト2014」にて1位を獲得した曲であり、卒業コンサートの会場になったオリックス劇場で「NMB48リクエストアワーセットリスト2014」が行われていることも大事な要素である。

そんな素敵な曲がこのコンサートのオープニング曲となったのも嬉しいことである。かつて小粒メンバーと言われ、2013年5月に行われた「思い出せる君たちへ〜AKB48グループ全公演〜」で、AKB48グループの中で、唯一チケットが完売しなかった苦い出来事を経験している旧チームB兇世、その苦い思い出を糧に草の根活動をし、ようやくオリジナル楽曲と出会い『アーモンドクロワッサン計画』と共に、旧チームB兇和腓く成長していった。

多くの思いを乗せたコンサートは、薮下がシングル初選抜メンバーに選ばれた『ヴァージニティー』を筆頭に「会いたかった」公演で加したユニット『渚のCherry』ではセンターとなり、バックダンサーに山本彩、吉田朱里、上西恵を慕えて堂々のステージを見せてくれた。

さらに阪神タイガースファンである薮下を中心にTORACOのメンバーが揃い『六甲おろし』を歌い自身も楽しみながら会場を盛り上げてくれた。しかしどのシーンを見ても最後という思いがあるが、そんな素敵なコンサートはあっという間に終了となってしまった。

本編終了後には、アンコールとして「しゅうちゃん」コールが巻き起こり、その声援に応えて、薮下は再びステージへ戻って来た。アンコールでは「なぎしゅう」のコンビで親しまれている仲良しの渋谷凪咲と『桜の花びらたち』をデュエットするのだが、感極まった渋谷が号泣するシーンも。元気で明るい薮下は、渋谷を抱き寄せるようになだめる姿は、最後のステージで「なぎしゅう」の絆をしっかり見せてくれた。しかしそこでしんみりすることはなく『未来の扉』『片思いより思い出を・・・』を歌い、卒業コンサートの幕を閉じた。

最後に薮下は「私にとってNMB48は青春そのものでした。ちぎれそうになるくらい笑ったのもNMB48に入ってからです。意味わからないくらいに悔しいと思うようになったのもNMB48に入ってからです。幸せと思うのもNMB48でした。淋しいとは思いますけど、一緒に頑張ってきて色々な夢を叶えて、私と一緒に喜んでくれたりしてくれて、本当にすごく応援してくれました。今日ここから見える景色は最高です。本当に感謝しています。今日のライブは私の宝物に追加されました。しゅうの笑顔をわすれんといてな。絶対やで」とコメントした。

薮下はNMB48に大きな影響を与えたことは間違い無い。最後に薮下柊さんお疲れ様でしたと言いたい。(ブレーメン大島) 写真(C)NMB48