11日、中国四川省に8月オープン予定のテーマパークで、1912年に北大西洋上で氷山に接触して沈没した英豪華客船タイタニック号のレプリカが建造される計画に、犠牲者や生存者の家族らが怒りの声を上げている。

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2017年4月11日、英BBCによると、中国四川省に8月オープン予定のテーマパークで、1912年に北大西洋上で氷山に接触して沈没した英豪華客船タイタニック号のレプリカが建造される計画に、犠牲者や生存者の家族らが怒りの声を上げている。

等身大のレプリカは、中国のエネルギー企業、七星エネルギー投資グループが12億英ポンド(約1666億円)を投資して建設するテーマパーク「ロマンティック地中海七星国際文化観光休暇村」に建造される予定だ。

同グループの蘇紹俊(スー・シャオジュン)董事長は、英タイタニック協会がこのほどサウサンプトンで開いたタイタニック号の愛好家と犠牲者遺族らの会合で通訳を通じ、「タイタニックには、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが主演した1997年の映画により中国にも多くのファンがいる」とし、「等身大のレプリカ建造は、歴史と普遍的な愛への尊重だ」と語った。

だが会合の参加者らは「彼らがタイタニックを利用するのはそれが悲劇だからだ」「レプリカが建造されると知れば犠牲者や生存者は墓の中で穏やかでいられないだろう」「彼らは別の船を複製することもできたはずだ。とても悪趣味だ」「人生を失った人々の記憶を永続させる」などと不満を募らせている。

レプリカ建造プロジェクトは2014年に始まり、19年に完成予定だ。(翻訳・編集/柳川)