爪でポーズを決める鈴木梨央

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 人気子役の鈴木梨央が11日、都内スタジオで行われた『LOGAN/ローガン』アフレコ&キャンペーン大使就任イベントに来場、このたび引退を表明したフィギュアスケートの浅田真央選手にエールを送る一幕があった。

 鈴木の母親が浅田の大ファンで、「浅田真央」という名前にビビッときたことから、「梨央」と名付けられたという鈴木。そのつながりで浅田の引退についてコメントを求められると、「お母さんが大好きで、『梨央』という名前になったんですが、わたしも応援していたので、今後も頑張ってほしいなと思います」と語った。

 そんな鈴木がアフレコに挑んだ作品は、『X-MEN』シリーズなどでヒュー・ジャックマンが17年にわたって演じてきた孤高のヒーロー、ウルヴァリンがフィナーレを飾る『LOGAN/ローガン』。邪悪な敵に追われる少女ローラを守るべく、年老いたウルヴァリン=ローガンが最後の死闘に身を投じるさまが描かれる。謎めいた少女ローラの声を担当した鈴木は、「彼女は、初めは話さないんですが、あるタイミングでローガンに話しかけるんです。最初はスペイン語ですが、徐々に打ち解けていき、ローガンと向き合うようになります。そんな彼女の心境の変化を、吹き替えでできたらいいなと思って頑張りました」とアフレコを述懐する。

 この日は、ウルヴァリンの声を長年務めてきた山路和弘も登壇。今回が、ヒュー演じる最後のウルヴァリン役ということで、「僕も全身全霊で務めたつもりでしたが、後で(Instagramなどで公開された)本人のアフレコ風景の映像を見たら、これがものすごく熱いアフレコで。寝起きで見たんですけど、本当に目が覚めたもんね。すごい男ですよ。感動しちゃった。ヒューさんすみませんでしたという気持ちです」と笑ってみせる。一方の鈴木も「ヒューさんは体全体を使って演じていて、本当に勉強になりました。わたしも取り入れてみようかなというくらいすごい」と感心しきり。

 本国アメリカではR指定で上映されたとあり、「映画はまだ観ていない」という鈴木だったが、「自分の吹き替えのところのテープをいただいてセリフを練習しました」と晴れやかな顔。さらに劇中でローラが話すスペイン語も一生懸命練習したという。この日はその成果を見せ、流ちょうなスペイン語を披露した鈴木に対し、山路は「本当に見事だね……」と褒めたたえていた。

 本作でフィナーレとなるヒュー版ウルヴァリンに、山路は「最後の部分で彼がやりきった感じが伝わってくる。映画として好きだった。そういう作品に携われてしみじみ良かったなと思います」と思いを馳せる。そして、「ウルヴァリン卒業ということで、君に爪を託します」と山路から爪を受け取った鈴木は「(山路が演じてきた期間の)思いを感じます。無敵になった気持ちがします」とその思いに襟を正しているようだった。

 また、5月下旬にはヒューが来日することも発表されており、キャンペーン大使を務める鈴木は「かっこいい優しいパパという印象。筋肉ムキムキで、パパなら憧れます」とヒューにほれぼれ。実際にキャンペーンで会えた際には「映画のポスターのローラみたいに抱きかかえられたいです」とワクワクが止まらない様子だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『LOGAN/ローガン』は6月1日より全国公開