「両片思い」な男女の特徴と「両思い」になって交際に進む方法

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「両片思い」とは、男女両方がお互いに片思いをしている状態のこと。どちらかが相手の好意に気づけば、そのまま交際に発展できそうですよね。今回は、恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんに、「両片思い」な男女の特徴と交際に進む方法を聞いてみました。

■もしかして「両片思い」? 好意を寄せてくれている彼の特徴

片思い相手と接していると、「もしかして彼も私のことが好き?」と思うこともありますよね。しかし勘ちがいかもしれないので、なかなか面と向かって確認しにくいもの。彼があなたに好意がある場合、どのような特徴が見られるのでしょうか?

◇メール・LINEの返信が遅れたときの対応が丁寧

あなたから連絡をしたときに、すぐに返信をくれる男性は、好意を持ってくれている可能性が高いです。とはいえ、誰に対してもすぐに返信をするタイプの男性もいるので、返信に日が空いた場合の反応がより参考になります。「ちょっとバタバタしていて」という程度では少し雑な印象を受けますが、「仕事が立て込んでいて遅れた、ごめん」など具体的な説明や謝りの言葉がある場合は、大切に思われている可能性が高いでしょう。

◇デートの都合が合わなくても代替案を出してくれる

おでかけやご飯に誘ったとき、すぐに「いいね、行こう!」と予定が決まる場合は、好意が感じられますよね。ただし「女性として意識しているわけではない」場合もあるので、逆にNGだったときの反応を見るといいです。「行きたいけど、その日はダメだ。また声をかけてね」で終わる場合は微妙ですが、「その日はダメだけど、●日なら大丈夫」「そのイベントは行けないけど、●●に行かない?」などの代替案が出るなら、かなり有望と言えそうです。

◇あなたがデートの誘いを断ってもあきらめない

彼からのデートの誘いをあなたが断ったときも、すぐに諦めず代替案を出してくれる場合は好感触です。「じゃあ、都合のいい日を教えて」「その翌週には●●というイベントがあるみたいだよ」などさらに提案してくる場合は、かなり好意を持ってくれていると言えそうです。逆にあっさり引き下がる場合は、あなたに興味がない可能性があります。

◇食事をご馳走してくれる

食事の支払いに関しても、ご馳走してくれる男性は、あなたに好意を持っていることが多いです。ご馳走してくれないからといって「好意がない」とは言いきれませんが、好意を持っている場合は、少しでも多めに支払おうとしてくれます。

◇一緒に遠出をしてくれる

あなたからデートを提案した場合、近場やちょっとした食事なら「いいよ、行こう」と誘いをOKしてくれる男性は多いですが、遠出となると好きな女性でないとなかなかOKは出しません。そのため、遠出のデートの誘いにOKしてくれるかどうかは判断基準になるでしょう。もちろん、彼から遠出のデートに誘ってくれる場合も、同じように「好意を持ってくれている」と考えていいでしょう。

彼にこのような言動が見られた場合は、「両片思い」と捉えていいでしょう。それでは、お互いが「両片思い」状態だと気づいた場合、どのように交際まで進めばいいのでしょうか?

■専門家が教える! 「両片思い」から交際に進む方法

両片思いなのになかなか交際に発展しない理由としては、以下のいずれかが考えられます。

・彼がもともと積極的なタイプでない
・あなたが、気づかないうちに彼からのアプローチを断っていたため、彼がその失敗から消極的になってしまった

このような2人が交際まで関係を進めたいなら、あなたから彼に対して「積極的になっても大丈夫ですよ」というサインを出すことが大事です。具体的な3つの方法を見てみましょう。

◇「デートに誘ってほしい」「連絡がほしい」と言ってみる

気になる彼に「デートに誘ってほしい」「連絡してね」というお願いをしてみましょう。あなたからデートに誘ったり連絡したりすると、彼はそれに「応える」だけですから、それをもって彼の好意を推し測ることはできません。そうではなくて、彼に「自発的に行動してもらう」ようにお願いをするのです。そのお願いに彼が応えて、自発的にデートに誘ったり、連絡してくれたりすれば、彼はあなたに対して好意を持っていると考えられます。

また、あなたに対しての気持ちがまだ「ちょっと気になる程度」だったとしても、自発的にエネルギーを使うことで好意が増して、好きという気持ちが「自覚するレベル」に達したり、気持ちが固まったりしていきます。そのため、彼自身に「自発的に行動してもらう」ことは、あなたにとっては得なのです。

◇恋愛の話題を切り込んで「男女っぽい」空気感を作る

2人の関係をさらに進めたいのなら、「男女っぽい」空気感を出すのも大事です。そのような空気づくりを自発的にできる男性なら、そもそも「両片思い」状態にはならないので、ここはあえてあなたから空気感を作っていくように意識しましょう。具体的には、彼との会話やLINEで「●●くんってどういう人が好きなの?」「前に彼女がいたのはいつ?」など、恋愛に絡んだ話題を振ってみてください。

そして少し男女っぽい空気感になったら、次にやるべきは「好きなことに関する会話」。好きなことの話をすると人は笑顔になるため、お互いのいいところが見えやすくなりますし、気分もよくなっていきます。そのいい雰囲気の中で、もし可能なら「お互いの好きなところを言い合う」と盛り上がります。「私は●●くんのこういうところが好き!」と言い合ったり、「お互いのいいところを5個言い合おう」などの話題を出したりすると、より男女として親密になれるでしょう。

◇「告白してほしいタイプです」と伝える

交際に進みたい場合は、あなたが「告白されたいタイプである」と彼に伝えましょう。両片思いの場合、彼も「どう思われているかわからないし、好きと言われていないし……」など思っているかもしれません。だから「告白していいんですよ」「むしろ、告白をされないと、私は関係を進めたくないんです」という情報をきちんと伝えましょう。もちろん「告白をされるとうれしいし、もっと親密な関係になれますよ」ということもあわせて伝える必要があります。

「そこまで言うなら、女性から告白しても同じじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、それはちがいます。彼から好きと言ってもらっていない以上、いくら仲よくなれていたとしても、自分の告白を彼がOKするかはわからないですよね。だから「好きな人には告白してほしいな」と言う程度にとどめて、決定権は彼に委ねるのがおすすめです。

この3つの方法を試すことで、両片思いの状況から、正式な交際に進むことができそうです。ぜひ試してみてくださいね。

■まとめ

「もしかして両片思いかもしれない」と思ったら、まずは彼の言動から、自分への好意をたしかめてみましょう。そして両片思いだと気づいたら、彼が積極的になれるよう、女性側がうまく誘導する必要があるようです。今回の記事を参考にして、スムーズに交際まで進みましょう!

(監修:にらさわあきこ、文:マイナビウーマン編集部)

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