米アラバマ州バーミンガムで講演するロバート・ベントレー知事(当時、2011年10月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】保守的な土地柄で知られる米南部アラバマ(Alabama)州で、自らの側近との不倫スキャンダルが報じられていたロバート・ベントレー(Robert Bentley)知事(74)が10日辞任した。

 知事にとって屈辱的な電話での会話の詳細などが明るみになったこのスキャンダルをめぐっては、州議会が弾劾手続きを開始したばかりだった。

 元皮膚科医で教会の助祭を務めた経験もあるベントレー知事は、辞任会見で「自分が犯した罪に対する助言と導き、ゆるしを請うために毎朝祈っている」と述べたが、自らの政治顧問であるレベッカ・キャルドウェル・メイソン(Rebekah Caldwell Mason)氏(45)との不倫関係について直接的な言及はなかった。

 2015年にベントレー氏の妻(50)が突然離婚の申し立てを行ったことで、同氏と既婚者のメイソン氏との関係をめぐる臆測が広がった。さらにベントレー氏に解任された州警察トップが昨春、アラバマ州の地元メディア「AL.com」に情報を提供したことでスキャンダルが発覚した。この情報の中には、秘密の情事に関するわいせつな内容も含まれていた。

 このスキャンダルをめぐり、アラバマ州議会下院司法委員会に先週提出された弾劾調査報告書は、ベントレー氏が「妄想や強迫観念を強め」、スキャンダルの隠蔽(いんぺい)を画策したと指摘している。

 ベントレー氏は10日、検察当局に対し2つの軽微な選挙違反も認め、今後の選挙への立候補を禁じられた。同氏の辞任を受け、アラバマ州知事には副知事を務めていたケイ・アイビー(Kay Ivey)氏が同日就任した。
【翻訳編集】AFPBB News