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シーメンスヘルスケアは11日、多様なアプリケーションを搭載しながらも、高い経済性を実現する1.5T MRI装置「MAGNETOM Sempra(マグネトム センプラ)」の販売を開始した。

「MAGNETOM Sempra」は、ハイエンド3T MRI装置と同等の多様な先進アプリケーションを搭載し、幅広い医療ニーズに応える1.5T MRI装置。医療機関や整形外科、脳外科などの施設向けに展開する。

同装置にはワークフローを自動化する機能「DotGO」が搭載され、操作をシンプルにすることで検査効率が向上するだけでなく、検査のばらつきを低減して安定した高画質を提供する。これにより、夜間や救急などMRI検査に熟練したスタッフが不在になりがちな場面でも検査のクオリティを担保することが可能だという。

また、装置稼働による液体ヘリウムの消費量をゼロにする「ゼロボイルオフテクノロジー」と「Eco-Power」技術を搭載。Eco-Powerはマグネット内の液体ヘリウム状態をモニタリングし、ヘリウムの循環が不要な時にはコンプレッサーを停止するシステムにより、従来より最大30%の電力消費削減を実現する。装置の最小設置面積はクラス最小レベルの28平方メートルで、装置導入の初期費用削減や検査スペースの有効活用につながるとしている。

さらに同装置には、被検者が入室後わずか10分で検査が終了するような撮像シーケンスが搭載されており、小児や長時間ベッドの上に横たわるのが困難な被検者にとって検査時の負担を軽減するとともに、検査騒音を最大97%カットする静音技術「Quiet Suite」により被検者の快適性が向上しているということだ。

なお、「MAGNETOM Sempra」は、4月14日〜16日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「ITEM 2017(国際医用画像総合展)」の同社ブースに展示される。

(早川厚志)