Imagination Technologiesとのライセンス契約を終了し、今後はGPUの独自開発を行うとみられているAppleですが、GPUにかかわる人員募集を新たにイギリスで行っていることから、いよいよ本腰を入れて開発に乗り出すのではないか、とみられています。

12のうち11の職種がGPUに関係するもの

先月よりAppleの公式サイトで公開されているイギリスでの人員募集によると、新たにロンドンを勤務地として募集がかけられている12の「ハードウェア・エンジニア」のうち、実に11職種がGPUのデザインに関わるものであることが分かりました。
 
例えば、3月29日に掲載された「エンジニア・プログラム・マネージャー」の項目では、「新たに形成されたグラフィックデザイン・チーム」について言及されていることが確認できるほか、CPUやGPUの構造について知識を有している「デザイン認証エンジニア」「グラフィックコンテンツ・エンジニア」「エミュレーション・エンジニア」など、幅広い職種が募集されています。

独自開発するメリットは大きい

Imagination Technologiesとのライセンス契約を終了することによって、AppleがiPhoneに搭載するGPUの設計を独自で行うのではないか、という観測はこれまでにも上がっていましたが、今回の大掛かりな募集を受け、改めてそういった見方が裏付けられた形となります。
 
GPUの独自開発を行うメリットとしては、コストを下げることができるほか、サードパーティー側の都合に左右されないこと、ソフトウェアとの相性を向上させられることなどが挙げられます。どの時点でiPhoneに独自GPUが搭載されるようになるかは不明ですが、Imagination Technologiesの声明では、同社の技術をAppleは15カ月から2年以内に使用停止するとのことで、早くても2019年以降となりそうです。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi)