ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリー/(c)beans Grace Kelly 2016

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2017年4月12日(水)から25日(火)まで、ジェイアール名古屋タカシマヤでは、「グレース・ケリー展 〜モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス〜」が開催される。この催しは、日本とモナコ公国の国交10周年記念として日本各地を巡回し、名古屋ではJRゲートタワー開業記念イベントとして行われる。

【写真を見る】展示物には、グレース・ケリーが愛用したアクセサリーなども展示される/(c)beans Grace Kelly 2016

グレース・ケリーは、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンらと同じ時代に活躍したハリウッド女優で、後にモナコ公妃となった人物。「クールビューティ」という言葉は、マリリン・モンローの明るさとセクシーさを前面に出した美貌とは対照的に、気品に満ちた彼女の美しさを賞賛して生み出されたものだ。また彼女が愛用したエルメスのハンドバッグが「ケリーバッグ」と名付けられるなど、女性のファッションにおいて、今なお強い影響を残している。

「グレース・ケリー展」では、彼女の代名詞となるエルメスの「ケリーバッグ」をはじめ、実際に身に付けたドレスや洋服、帽子などのファッションアイテムが並ぶ。そのほか、アカデミー賞主演女優賞を受賞した際のオスカー像や、彼女の素顔が分かる貴重な秘蔵写真・映像、趣味の押し花作品などが展示される。

さらに会場では、展覧会オリジナルグッズを販売。彼女も顧客リストに名を連ねたブランド「アレクサンドル ドゥ パリ」の「バレッタ」(全3色、各1万7280円)や、作品に登場する彼女の衣装をモチーフにした「マリアンヌ・バトル」の「ブローチ」(1万8900円ほか)が購入できる。また同展のイメージカラーに合わせて配色された「ケリー・ルージュ」(2色、3780円)も注目したい。リップカラーはクラシックレッドとローズピンクの2色で、艶やかな発色と、上品で華やかさのある仕上がりが長時間持続するのが特徴だ。

世界を魅了したグレース・ケリーに迫る「グレース・ケリー展」。この春に開催されるイチオシのイベントだ。【東海ウォーカー/淺野倫孝】