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2017年度3月期第3四半期決算の発表を2度延期した東芝。本日11日に延長申請の期限日を迎える。

正午を回ったころ、監査法人の承認得られなくても、本日東芝は決算を発表するとの報道が、駆け巡った。直後、東芝の広報に問い合わせると、「当社が発表したものではなく、まだ決まったことはない。発表にむけて準備を進めている」との返事があった。

そして、午後3時半現在、東芝の広報から会見の連絡は来ていない。

通常の決算発表であれば、会見の日時などは数日前には決められているもの。だが、東芝についてはここのところ、期日の午後になって、決算が発表できないことへの謝罪会見の開催が決定し、そのまま夕方から開かれるという事態が続いている。発表するためのぎりぎりの調整を続けているためだという。

3度目正直となるきょう、ぎりぎりの調整が続いている理由について、監査法人の承認が得られていない、監査法人との調整が難航しているためだという話も流れはじめている。

そもそも決算を延期していたのは、第3四半期だけでなく、その前の期についても決算の修正が発生する可能性があり、その調査をするためとしていた。だが、伝えるところによると、さらに年度をさかのぼって調査する必要があるとの認識を監査法人がもっているとの話も飛び出している。そうなれば、期日までの公表は困難になる。

3月の延期会見以降、東芝子会社ウェスチングハウス社のチャプター11の申請、半導体の分社化が行われた。両社の状況は注目の的になっている。

東芝は、3度目の決算延期の申請をするのだろうか。それとも、監査法人の承認なしに、決算の発表に踏み切るのだろうか。あと数時間で答えが出そうだ。

(冨岡久美子)