10日、韓国南部のリゾート島としても知られる済州島を発着する定期旅客船が、船内で発生したふん尿を海に違法に捨てたとして摘発された。写真は済州島の海。

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2017年4月10日、韓国南部のリゾート島としても知られる済州島(チェジュド)を発着する定期旅客船が、船内で発生したふん尿を海に違法に捨てたとして摘発された。韓国・ニューシスなどが伝えた。

済州海洋警備安全署は同日、船舶で発生したふん尿を海洋に不法投棄した疑い(海洋環境管理法違反)で旅客船(3780トン)の船長らを取り調べていることを明らかにした。海警によると全羅南道(チョルラナムド)の港を7日午前9時ごろ出港した同船は午後1時ごろ済州港に入港するまで、船内の処理装置を通していないふん尿約2トンを海上に投棄した疑いが持たれている。

韓国の「船舶からの汚染防止に関する規則」によると、船舶で発生した汚水(ふん尿)は、ふん尿処理装置や摩砕消毒装置などの「ふん尿汚染防止設備」を利用して処理するか、この設備で処理を行わない場合、領海基線から12カイリ(約22キロ)を超えた地点において一定速度以上で航行しながら排出するよう定められている。今回、問題の船が不法投棄した範囲は領海基線から12カイリ以内とみられている。

海洋警察の関係者は「済州管内に入港する船舶を対象に、油・ふん尿など各種汚染物質の不法排出の点検を強化し、故意にふん尿などの汚染物質を海上に排出した時には厳罰に処する方針」と述べた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「海に2トンも…これはさすがにあんまりだ」「韓国国民がノロウイルスで苦しむわけだ」「本当にこの国はどうかしてる」「どこの旅客船なんだ?名を明らかにせよ」「船舶の運航許可取り消しだ」「良心は痛まないのか」「無責任なやつが多い」「これが初めてじゃないだろう」「こんな海で捕った魚介類は食べたくない」など、批判的な意見が多く寄せられた。(翻訳・編集/三田)