洞窟に生息するコウモリ。チェコで(2015年3月9日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州内の店舗で販売されたサラダパックにコウモリの死骸が混入していたことが分かり、米疾病対策センター(CDC)は10日、このコウモリが狂犬病のウイルスに感染していた痕跡がないか死骸の調査を行った。

 製造元のフレッシュ・エクスプレス(Fresh Express)は8日、サラダパック1個から「動物性の異物」が見つかったようだと発表。予防措置として同じ商品を回収すると明らかにした。

 回収の対象となったサラダパックは「オーガニック・マーケットサイド・スプリング・ミックス(Organic Marketside Spring Mix)」という商品名で、米南西部各地のウォルマート(Walmart)で販売されていた。対象数は多くないとしている。

 米国内に生息するコウモリは狂犬病のウイルスに感染していることが多いため、CDCはフロリダ州の保健当局や米食品医薬品局(FDA)とも協力して調査を実施。ただ、死骸の状態が悪いため「このコウモリが狂犬病ウイルスを保有していたことを完全には否定できなかった」としている。

 CDCの報道官はAFPの取材に、動物の死骸から狂犬病ウイルス感染の痕跡が見つかる可能性は非常に低いと述べている。
【翻訳編集】AFPBB News