男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第81回マスターズ・トーナメントを制し、ニューヨークのエンパイアステートビルを訪れたセルヒオ・ガルシア(2017年4月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦の第81回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2017)を制したセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)が、その輝かしいキャリアにメジャー初タイトルを加えてゴルフ界最大の舞台での重荷を取り除いたことに対し、母国スペインでは祝福の嵐となった。

 マドリード(Madrid)に本社を置く日刊スポーツ紙マルカ(Marca)では、同国1部リーグでスター軍団を擁するレアル・マドリード(Real Madrid)のニュースが中面に追いやられて「ついに!」という見出しが躍り、「セルヒオ・ガルシアが、過去18年間も熱望していたオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)のマスターズで優勝した」と伝えられた。

 ガルシアは9日、ホセ・マリア・オラサバル(Jose Maria Olazabal)と故セベ・バレステロス(Seve Ballesteros)氏に続き、グリーンジャケットに袖を通した史上3人目のスペイン勢となった。同日は2011年に亡くなったバレステロス氏にとって、60回目の誕生日となるはずだった。

 日刊スポーツ紙アス(AS)は電子版で、「19歳で出場した1999年の全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)で、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)との一騎打ちの末2位になってから20年近くも続いていた呪いを、ガルシアは37歳にして破った」と報じると、全国紙「エル・パイス(El Pais)」も、「すでに評価されていたが、2017年のマスターズでの勝利は、スペイン勢に対するゴルフ界の認識を改めている」と伝えた。

 スリリングな展開となったマスターズの最終ラウンドでジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)とのプレーオフを制するまで、ガルシアはメジャー大会では何度もあと一歩のところで優勝を逃していることで知られていた。

 最盛期のウッズの前に敗れ去った1999年の全米プロゴルフ選手権と同様に、ガルシアは2007年と2014年の全英オープン(The Open Championship)、そして2008年の全米プロゴルフ選手権でも2位に終わった。

 しかしながら今回のマスターズで、ついにガルシアがプレーオフの1ホール目でバーディーパットをねじ込むと、スペインが誇る一流スポーツ選手から祝福の声が相次いだ。

 サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝したスペイン代表チームで主将を務めたイケル・カシージャス(Iker Casillas)は、「親愛なる友人たちよ、オーガスタのマスターズ王者を紹介する。おめでとう@TheSergioGarcia(セルヒオ・ガルシア)」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 男子テニスで四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal)も、「なんて偉大な@TheSergioGarcia、本当に長い間、一生懸命に戦ってきただけにとても感動的だ。たくさんの祝福を。すごくうれしいよ!」とつづった。
【翻訳編集】AFPBB News